基本情報
【日帰り入浴時間】
12:00〜16:00
【日帰り入浴料】
1500円
【タオル】
バスタオル・フェイスタオル込み
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯(男2・女2)
【客室数】
29室
【公式HP】
https://www.yukaitei-miyajima.com/
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0235-75-2311
泉質
■源泉
湯野浜1号、2号、3号、4号及び5号
■泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
(含塩化土類食塩泉)
■温度
56.4度
■pH値
pH7.9
■成分総計
4988mg
山形県 湯野浜温泉ってこんなとこ
温泉の歴史は古く平安時代の天喜年間(1053年〜1058年)。
海辺で湯浴みをしている亀を漁師が見つけたのが始まりとされています。その亀にちなんだ「亀や」という老舗旅館が今でも残っています。
湯野浜温泉は日本海に面し、浜辺に大型旅館が林立します。砂浜まで徒歩圏内なので、特に海水浴シーズンには多くのお客さんで賑わいます。
奥に見えるのは鳥海山。
日帰り入浴にはとても厳しく、ほとんどの旅館で不可。
4件のみで可能です。
砂浜にせり出す「海に浮かぶ」ホテル
愉海亭みやじまは湯野浜温泉でも有名な旅館のひとつ。
浜辺に面する鉄筋七階建ての旅館です。
青い屋根が目立つので、一発でわかります。
場所もすごい。湯野浜温泉で唯一砂浜に迫り出して作られています。
なので、湯野浜で最も海に近い旅館です。
こちらが入口。
湯野浜温泉はとにかく日帰り入浴にケチ。
ほぼすべての旅館で日帰り入浴不可。
愉海亭みやじまも当然日帰り入浴不可でした。
湯野浜温泉のリサーチのため、片っ端から電話したところ、
「やってますよと」とのこと。
えっ やってたの!?
日帰り入浴に関する情報は全くなかったのでびっくり。
これは!ということでやってきました。
玄関には、ガラスの浮き玉など海っぽいものがいろいろ。
右の青いやつはフグ。なんかかわいい。
ランチ営業もやっているようで、ランチ目当てのお客さんも。
メニューは海鮮のほか、山形牛や鶴岡名物の麦切りなど。
ここまできたら海鮮が食べたい。
ですがどれも3000円近い。一番お安いみやじま丼でも2300円。
ちょうどお昼時だったので、ここで食べても良かったのですが、値段で諦めました。
ロビー。見た目はちょっと古い昭和の旅館ですが、館内はだいぶキレイにリニューアルされています。
海が見えるラウンジも素敵。
売店もこだわっている感じ。
ひととおり庄内名物がそろう充実のラインナップ。
二層抜き抜けで開放感あり。
日帰り入浴は1500円とまあまあ高い。
湯野浜温泉の有名旅館で日帰り入浴できるのはここだけなので、
この値段でも致し方なし。
1500円もするので、お風呂セットは付いてきます。
ロゴ入りのフェイスタオルとバスタオル。
巾着袋もついてます。
愉海亭みやじまは3箇所のお風呂があります。
一番のメインは最上階のパノラマ露天風呂。
パノラマ露天風呂は本当にすごい。
これに入りたくて、かつてこの旅館に宿泊したほどです。
残りの2箇所は大浴場のみで、地下と2階にそれぞれ男女別であります。日帰り入浴可能なのは2階の大浴場。
あのパノラマ露天風呂に日帰り入浴で入れるかと、淡い期待を抱いて来ましたが、やっぱり不可でした。残念。。
日本海と砂浜を一望できる大浴場
こちらが2階大浴場の朱鷺の湯。
ちょうどロビーの吹き抜け部分の真上にあたります。
脱衣所。意外とこぢんまり。
こちらが大浴場!
露天風呂はないのですが、ガラス窓が大きいので景色は抜群。
砂浜に一番近い旅館だけあって、海もかなり近いです。
お湯は少し熱め。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
旧泉質名では含塩化土類食塩泉。
成分総計は4988mgでかなり濃い温泉。
カルシウムを豊富に含むため、口に含むとすげえ苦い。
塩味のあとに強烈な苦みを感じます。
これはあの有名な熱海温泉にかなり近い泉質。
成分的にも似ていて、山形県で熱海温泉に入れる感覚です。
大きい旅館ですが、なんと源泉かけ流し。
ただ、塩素を投入して消毒はしているようです。
ですが、塩素臭などはなく、温泉の鮮度は良いと思います。
カランも充実しています。
日帰り入浴では入れないけれど
ちなみに私が激推しするパノラマ露天風呂はこんな感じ。
本物の漁船を屋上に設置し、温泉を入れるというぶっ飛んだ露天風呂なのです。
湯野浜温泉で海が一番良く見えるお風呂。
景色はもう本当に最高。
特に夕暮れ時は忘れられない程の絶景です。
日帰り入浴で入れないのが残念。
パノラマ露天風呂に入るためには泊まるしかありません。
ちなみにこちらの旅館、石焼わっぱ煮が名物。
熱々に焼けた石を、味噌ベースの海鮮鍋に投入する目でも楽しい料理です。
愉海亭みやじまは湯野浜温泉の有名旅館で唯一日帰り入浴可能。
パノラマ露天風呂は日帰り入浴できませんが、大浴場からも日本海が一望なのでオススメです。
温泉分析書 カルシウムを含む食塩泉
成分総計1000mg以上の場合は単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%以上のものを並べて名前をつけます。
こちらは4988mgでかなり濃い温泉。
陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉となります。