水上高原ホテル200
1.基本情報
【日帰り入浴時間】
12:00〜17:00
【日帰り入浴】
1100円
【タオル】
バスタオル・フェイスタオル込み
【露天風呂】
なし
【お風呂の数】
内湯(男1・女1)
【客室数】
220室
【公式HP】
https://www.minakamikogen200.jp/
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
2.住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0278-75-2222
3.泉質
■源泉
上の原温泉2号泉
■泉質
アルカリ性単純硫黄泉
■温度
46.6度
■pH値
9.3
■成分総計
400mg
4.上の原温泉について
上の原温泉は水上温泉郷で、湯ノ小屋温泉の次に奥地にある温泉。
水上温泉郷は南から、水上、谷川、うのせ、湯檜曽、向山、宝川、上の原、湯の小屋温泉と続きます。
宿は水上高原ホテルの一件のみです。
5.外観・館内・お風呂
水上高原ホテル200は高原に佇む白亜の大型リゾートホテル。
200はトュウハンドレッドと読みのが正しいそう。
那須高原にでもありそうな雰囲気のホテルが突然、水上の山奥に表れます。
なんで200なのか気になりますが、敷地が200万坪というとこから来ているようです。
水上高原ホテルにはこのような白樺の林道を進みます。
水上温泉から30分ほどですが、明らかに水上中心部よりも涼しく、冷涼な高原リゾート地という感じです。
こちらがロビー。
日帰り入浴の受付は、フロントの目の前に別で設けられています。
ホテルの周囲は広大なゴルフ場になっており、ゴルフ客で館内は大混雑でした。
日帰り入浴は1100円で、バスタオルとフェイスタオル付きです。
脱衣所はかなり広く、ゲームコーナーも併設。
ゴルフ場利用客用のロッカーもずらりと並んでいました。
こちらがお風呂。露天風呂はありません。
浴槽は2つに仕切られていましたが、温度はどちらもほぼ同じでした。
お湯はうっすらしじみ汁のような濁りがありました。
入浴客もたくさんいたので、これはもしかしてお湯の鮮度が落ちているのでは。。。と思いましたが、そんなことはありません。
こちらはアルカリ性単純硫黄温泉というちょっと珍しい泉質。
しじみ色の濁りはおそらく硫黄分。
普通、硫黄とアルカリ性は両立しないことが多いのですが、こちらはpH9.3というかなりの強アルカリ性の温泉。
お湯はかなりヌルヌル感があり、肌にまとわりつくような良質な温泉です。
重曹を主成分とするため、さらにヌルヌル感が強くなり、
クレンジング作用もあるため、美肌効果も期待できます。
外観からは正直、全く温泉には期待していませんでしたが、温泉的には水上温泉郷でも随一の泉質でした。
ちなみに、このホテルには水上温泉郷でも随一の超絶景露天風呂もあります。
正直、これが目当てで来たのですが、残念ながらこちらは宿泊者専用で、日帰り入浴では利用できませんでした。。。
水上高原ホテルはかなり混み合うため、ゆっくり入りたい人には向きませんが、硫黄を含む温泉は水上温泉郷でここだけ。泉質重視の方にもオススメできます。
■水上温泉郷の他の日帰り入浴はこちら
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。
こちらは400mgのため、単純温泉です。
またpH8.5以上でアルカリ性とつき、特殊成分として、総硫黄(硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素)が2mg以上で硫黄となりますが、こちらは3.3mg含みます。
以上より、アルカリ性単純硫黄温泉となります。
単純温泉と言っても何も入っていないわけではなく、もし1000mgを超えていたら、ナトリウム-炭酸水素泉・塩化物泉になる温泉です。
重曹と食塩を含む温泉で、他の水上温泉郷の温泉とは一線を画します。