紫明館
1.基本情報
【日帰り入浴時間】
15:00〜20:00
【日帰り入浴】
500円
【タオル】
300円(ロゴなし)
【露天風呂】
あり
【お風呂の数】
内湯露天(男1・女1)
【客室数】
16室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
2.住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0278-72-3650
3.泉質
■源泉
電電の湯
■泉質
■温度
43.1度
■pH値
8.3
■成分総計
400mg
4.湯檜曽温泉について
湯檜曽(ゆびそ)温泉は水上温泉郷に属する温泉。水上温泉の中心部から車で10分ほどの距離にあります。歴史は水上温泉よりも古く、平安時代に前九年の役で敗れた安倍氏一族が落ち延び、川沿いに滔々を湧くお湯を見つけ、この地をゆのひそむ村と名付けたとか。それがいつしか「ゆびそ」という不思議な地名となり、現在まで続きます。
昭和初期には水上温泉を凌ぐほど栄えた時期もありましたが、現在は小さな旅館が5件ほどの静かな温泉地となっています。
5.外観・館内・お風呂
紫明館(しめいかん)は湯檜曽温泉街から少し離れたところにポツンとある小さな旅館。玄関周りは北欧風の外観で、ちょっといい旅館なオーラが漂います。
駐車場前にはテニスコートがあったりしますが、たぶんこの旅館はかつてはどこかの企業の保養所だったような雰囲気です。
玄関前こそ北欧風ですが、建物は必要最小限といった感じのデザインで、いかにも旧保養所っぽい。
それでは館内へ。
日帰り入浴は15時からとかなり遅めのスタートです。
こちらがロビー。なんだかモダンでオシャレな雰囲気。
本当に日帰り入浴大丈夫なの?と疑ってしまうくらい。
保養所感はなく、館内はハイセンスです。
円形の椅子もオシャレすぎます。
ロビーではコーヒーが飲めるようになっていました。
売店もオシャレですねえ。
個人的にこういう旅館は、高い確率で夕食も美味しい旅館な気がします。この雰囲気で飯がまずいわけがない。
HPを調べてみると、夕食もなかなか凝ってる感じでした。
追加料理も焙りスモークや、みなかみウインナー、牛すじ煮込みなどどれも美味しそう。
日帰り入浴は意外と安くて500円。水上温泉郷の日帰り入浴ではここが最安でした。これは穴場。
ですがタオルは300円で、入浴料に匹敵する値段。
バスタオルはついてますが、ロゴもないのでタオルは持参がオススメ。
お風呂はロビーから階段で下へ。
するとこんな感じのまたしてもオシャレな湯上がり所。
フリーのお水もあり。
それではお風呂へ。
シンプルだけど、よく見ると洗面台がオシャレな脱衣所。
こちらが大浴場。そこまで大きくはないですが、旅館サイズからしたら十分。
ちょっと関心したのは洗面台のイス。
洗面器が椅子の下にしまえるようになっていました。
露天風呂もあります。
この露天風呂が素晴らしく、木立の中にポツンとある旅館なので、露天風呂からはご覧のような一面の新緑ビュー。
新緑特有のちょっと甘い緑の香りが露天風呂に立ち込めます。
お湯はちょっと熱め。水上温泉郷は基本的にちょっと熱めです。
泉質は単純温泉。電電の湯という面白い名前の源泉を使用。
この源泉を使用しているのは、この旅館だけではないでしょうか。
湯檜曽温泉の中ではほんのちょっとだけ濃い目の源泉ですが、無味無臭で、特段違いはわかりません。
紫明館は日帰り入浴時間が15時からでちょっと利用しにくいですが、日帰り入浴料金も安くて、館内もすこぶるキレイです。
ハイコスパの日帰り入浴を楽しめます。
■湯檜曽温泉の他の日帰り入浴はこちら
■水上温泉郷の他の日帰り入浴はこちら
5.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。
こちらは400mgのため、単純温泉です。