林屋旅館
1.基本情報
【日帰り入浴時間】
9:30〜14:00
【日帰り入浴料金】
800円
【タオル】
サービス
【露天風呂】
なし
【お風呂の数】
内湯(男1・女1)
【客室数】
11室
【公式HP】
http://www.yubiso-hayashiya.jp/
【個人的オススメ度】
★★★★☆
2.住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
0278-72-3508
3.泉質
■源泉
林屋の湯
■泉質
■温度
41.4度
■pH値
7.9
■成分総計
360mg
4.湯檜曽温泉について
湯檜曽(ゆびそ)温泉は水上温泉郷に属する温泉。水上温泉の中心部から車で10分ほどの距離にあります。歴史は水上温泉よりも古く、平安時代に前九年の役で敗れた安倍氏一族が落ち延び、川沿いに滔々を湧くお湯を見つけ、この地をゆのひそむ村と名付けたとか。それがいつしか「ゆびそ」という不思議な地名となり、現在まで続きます。
昭和初期には水上温泉を凌ぐほど栄えた時期もありましたが、現在は小さな旅館が5件ほどの静かな温泉地となっています。
5.外観・館内・お風呂
林屋旅館は湯檜曽温泉の中心部にある旅館。
3階建ての小さな旅館ですが、外観はキレイにリニューアルされており、小洒落た佇まい。
与謝野晶子・鉄幹夫妻も宿泊したという歴史ある旅館です。
湯檜曽温泉はホテル湯の陣以外、全て小さな旅館で構成されています。大型旅館が立ち並ぶ水上温泉とは対照的な雰囲気。
林屋旅館の駐車場は道路を挟んで反対側にあります。
本家旅館という大きな廃墟の横にあります。
本家旅館は前九年の役で敗れた安倍氏の末裔が営む宿でしたが、10年以上前に廃業。
ちなみに湯檜曽温泉の廃墟はここだけで、廃墟だらけの水上温泉よりはいくぶんとマシです。
さっそく館内へ。すぐに女将さんが出てきてくれました。
林屋旅館は水上温泉郷で、午前中の早い時間から日帰り入浴できる貴重な旅館です。日帰り入浴料は800円。
タオルをお願いすると、「一度洗ったものでもよければ」とサービスしていただきました。嬉しいロゴ入です。
お風呂はロビーからすぐで、奥の階段をちょっと降りたところにしましたります。「浴室」とデカ目に書かれているので迷わないと思います。
脱衣所。
こちらがお風呂。外観からは想像できなかったレトロ風呂。
湯船から天井に至るまで、浴室全体がレトロなタイルで装飾されています。これは素晴らしい!
L字型の湯船の底にも様々な柄のタイルが敷かれていて、なかなか凝っています。
掃除が行き届いており、レトロながらも清潔感ばっちり。
天井はかまぼこ型のドーム屋根になっていて、ここにもモザイクタイルがびっしり。
スキージャンプのタイル画も見逃せません。
肝心の温泉ですが、ちょっと熱め。
泉質は単純温泉で、無味無臭で全く癖のないお湯。
味はちょっと苦い感じ。
こちらのお宿は水上温泉郷では珍しい、完全な源泉かけ流し。
湯口から、結構な湯量の温泉が豪快に投入されています。
外に目をやると、目の前に釣り人がいてびっくり。
浴室内は湯檜曽川の渓流音と、源泉が投入されるザーザーという音が響き渡ります。
林屋旅館は湯檜曽温泉を源泉かけ流しで楽しめるのが魅力。
レトロなタイル風呂は水上温泉郷ではおそらくここだけ。
■湯檜曽温泉の他の日帰り入浴はこちら
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6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。
こちらは360mgのため、単純温泉です。