湯沢ニューオータニホテル
1.基本情報
【日帰り入浴時間】
通常期 10:00〜20:00
冬期(12月中旬〜3月) 10:00〜14:00
【日帰り入浴料金】
1000円
【タオル】
100円(ロゴなし)
【露天風呂】
なし
【お風呂の数】
内湯露天(男又は女1)
内湯(男又は女1)
【客室数】
83室
【公式HP】
【個人的オススメ度】
★★★☆☆
2.住所・電話番号
【住所】
【電話番号】
025-784-2191
3.泉質
■源泉
第一配湯所(東映源泉・滝の湯2号源泉・熊野3号源泉)
■泉質
単純温泉(食塩系)
■温度
57.9度
■pH値
8.1
■成分総計
929mg
4.越後湯沢温泉について
越後湯沢温泉はスキーのメッカとして有名な越後湯沢にある温泉。 新幹線や高速道路が通り、山間に高層マンションやホテルなどが立ち並ぶちょっと異様な光景です。そんな湯沢町の中心部に溶け込むようあるのが越後湯沢温泉。
近代的なホテルや旅館が立ち並び、いかにも最近開発されたような雰囲気ですが、少なくとも800年前には既に温泉があったとされる古い温泉です。長らく温泉街としては発達せず、記録もあまりありませんが、1931年の上越線開通を契機に新たな源泉が次々と掘削されます。その後、上越新幹線や関越自動車道の開通もあって、一大スキーリゾートへと変貌。スキー客向けのホテルや旅館が立ち並び、温泉地としても発展しました。
5.外観・館内・お風呂
湯沢ニューオータニホテルは越後湯沢駅からほど近い、旅館密集エリアにあるホテル。ニューオータニ系列のホテルですが、高級な感じは全然なく、外観は良くも悪くも昭和の面影を止めます。
駐車場にはホテルマンがスタンバイ。
車を玄関つけて、日帰り入浴をお願いすると、「確認しますので少々お待ち下さい」と言われます。すぐに戻ってきてオッケイとのこと。
車の鍵はホテルマンに預けるシステムで、駐車場に停めてくれます。
ソロの日帰り入浴で、そこまでされると逆に気が引けるのですが、
サービスの良さはさすがのニューオータニ。
館内も古き良きホテルといった感じ。
日帰り入浴には割りと積極的で、GWの繁忙期でも受け入れてくれます。
ハイシーズンの冬期は14時までの受付ですが、その他の期間は基本的に20時まで日帰り入浴可能です。
ただし、GWや繁忙期などは15時終了の場合もあるため、電話して確認したほうが良いかも
日帰り入浴料は1000円。新潟にしては高い日帰り入浴料ですが、越後湯沢温泉は日帰り入浴相場が高め。どの旅館も示し合わせたかのように1000円です。
タオルは100円。薄緑色のタオルですが、ロゴはなし。
「入浴は1時間程度でお願いします」と言われましたが、そんなに長くは入りませんのでご心配なく。
気づきませんでしたが、ロビーは2階にあったのです。
お風呂はエレベーターで1階。さきほどのフロントの真裏にエレベーターがあります。
翡翠スーパージャグジー風呂と書いてますが、一体なんでしょう?
1階へ到着。廊下突き当りが大浴場です。
途中にはスキー用のロッカーがあちらこちらに並んでいます。
流石は越後湯沢のホテル。
大浴場入口。翡翠スーパージャグジー風呂と露天風呂付き大浴場の二箇所で、各日で男女入れ替えになります。
どちらのお風呂が男湯になるか、女湯になるかはホテルのホームページで確認可能です。
この日は「翡翠スーパージャグジー風呂」という気になる名前のお風呂が男湯でした。
脱衣所。
こちらが大浴場。中央の間接照明がちょっとだけ高級感を放ちますが、ほかは割と普通の大浴場。露天風呂はありません。
最初、お湯はちと熱めに感じたのですが、浸かっているとちょうどよくなります。
泉質は単純温泉。ほぼ食塩泉と言ってもいいくらいの濃度がある温泉です。ですが、循環ろ過ありで、塩素臭も強め。
温泉感はあまり感じませんでした。
土地柄、外国人の方の利用も多いのか、浴槽の縁には入浴マナーが書かれたボードが設置されていました。
湯船は先程の大浴場とこちらの2箇所で、他にサウナと水風呂も完備していました。
緑色の石を使っているのだけかと思いましたが、なんとホンモノの翡翠の原石を1500枚も敷き詰めた超絶カネのかかったお風呂です。
翡翠には緊張を和らげ、リラックスを助ける効果があるのだそう。
数分おきに激しくジャグジーがボコボコしてきます。
スーパージャグジーは嘘ではありませんでした。
14時半頃に訪れましたが、この日は祝日だったので割と混み合っており、15時前にやっと空く感じでした。普段はそこまで混むようなことはないと思います。
翡翠の原石が敷き詰められお風呂は珍しく、他ではちょっとお目にかかれないので、オススメです。
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。
こちらは929mgのため、惜しくも単純温泉です。
単純温泉と言っても何も入っていないわけではなく、もし1000mgを超えていれば、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉になる温泉。泉質的には食塩を主成分とする温泉です