こんな人におすすめ
・展望露天風呂に入りたい
・美術品の鑑賞も楽しみたい
・温泉むすめのファン
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
15:00〜19:00
▶日帰り入浴料
1000円
▶タオル
入浴料に含まれる
▶お風呂の数
内湯(男1・女1)
露天(男1・女1)
▶サウナ
なし
▶住所
▶電話番号
0279-72-2655
美松館の外観と館内
美松館は伊香保のちょうど真ん中あたりの開けた場所にある旅館。
わかりにくいですが、美松館は写真の中央部分。
左側にある松屋という旅館は10年ほど前に廃業し、巨大な廃墟となっています。松屋は2004年の温泉偽装問題で話題になった旅館。
伊香保温泉にも何件かあった偽装旅館ですが、どこも同じように潰れてしまいました。
松屋と美松館の境はほとんどわからないくらい接しています。
2階が玄関です。1階は駐車場ですが、伊香保あるあるで日帰り入浴の場合は利用不可。伊香保ロープウェイの駐車場に停めると、徒歩5分くらいなので良いと思います。
玄関の前はめっちゃ見晴らしがよく、お風呂の景色も期待できそう。
玄関にはたくさんの草花が飾られていて、気持ち良いです。
ロビーには3人のおばさまのスタッフが歓談中。
中に入ると「いらっしゃいませ〜」とすごく歓迎してくれました。
日帰り入浴は1000円です。
1000円は高いようですが、伊香保温泉の日帰り入浴相場。
こちらの旅館は、ふかふかのバスタオルとフェイスタオルもつくのでオトクです。
お風呂は屋上露天風呂と1階の大浴場の二箇所。
日帰り入浴ではどちらも入浴できます。
最上階は6階。浮雲という名前の露天風呂です。
まずはメインと思われる屋上露天風呂から。
6階には広い休憩スペースもありました。
美松館の温泉
見えてきました。展望露天風呂入口。
この奥が露天風呂です。真新しいピカピカの廊下。
正面が貸切風呂。右側が男湯で、左側が女湯です。
菅笠が並ぶ脱衣所。笠があると露天風呂感があって好きです。
こちらが露天風呂。ちょっと洋風な露天風呂です。
サイズこそそんなに大きくはありませんが、素晴らしい見晴らし。
屋上露天風呂は洗い場なく、石鹸等の備え付けはありません。
上毛の山々や伊香保一番人気のホテル木暮を一望。
伊香保温泉中心部の旅館街も見渡せます。
ヨーロピアンな湯上がりのイス。
反対側はこんな感じ。美松館の看板と松屋の廃墟がチラリ。
お湯に浸かればこんな目線。景色はちょっと隠れますが、見渡す限りの青空。屋上なので風が強いですが、それもまた気持ちいい。
温泉は白銀の湯と呼ばれる無色透明の源泉。
伊香保の旅館は厳しい階級社会で、茶褐色のお湯は老舗旅館が独占しているため、他の旅館はこの白銀の湯を使用しています。
温泉偽装問題もこういうところがきっかけだったのでしょう。
この源泉は、温度も15度で成分量も薄いため、泉質名のない温泉です。正直なところ水との違いは紙一重。
もちろん美松館は温泉偽装なんてしていません。
ちなみに宿泊すれば、こんなふうにライトアップされた絶景露天風呂も楽しめちゃいます。
続いて1階の大浴場へ。
またロビーを通るのですが、先程の3人組の方から、「いってらっしゃいませ〜」と声をかけていただきます。ちょっと恥ずかしいですが、この旅館挨拶しっかりしてます。
途中に「光琳」と書かれた資料室のような一角。
ここは先代が集めた日本美術の美術館になっています。
旅館にあるにしてはかなり立派な展示スペース。
日本美術にはあまり詳しくないですが、お高そうな品々がズラり。
こちらが大浴場入口。
脱衣所は琉球畳が敷かれています。
洗面台。
こちらが大浴場。窓はすりガラスで、残念ながら景色はありません。
至って普通のお風呂な感じですが、よく見ればここにも琉球畳が使われています。
ボディソープとシャンプーは高級旅館によく置いてある馬油。
いい匂いがするのですごく好きです。
帰りにロビーで発見したすごい数の温泉むすめ。
これはファンの方からしたら、垂涎もののコレクションなのでは。
以上、美松館の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
伊香保温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
伊香保で屋上露天風呂を持つ旅館は他にも何件かありますが、美松館はあまり有名ではないので、混み合わずに入れます。
バスタオルがセットになっているので、手ぶらでも日帰り入浴を楽しめます。
日帰り入浴は15時からですが、そんなに大きな旅館ではなく、宿泊客で混み合ったりはしないので、利用しやすい旅館です。
美松館の泉質と効能