大露天風呂の日記

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東山温泉 二洸旅館 古い木造旅館の昔と変わらぬタイル風呂に日帰り入浴

二洸旅館


 
 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度

 

 
○日帰り入浴時間 10:00〜15:00(要確認)
○日帰り入浴料金 400円

○露天風呂    なし
○お風呂の数   内湯(男1・女1)

○客室数     10室

〇公式HP               http://aizu-niko.club/

○混雑度     お風呂で会った人数 1人

○個人的オススメ度 ★★★☆☆

 

 

2.場所・電話番号
 

 
〇住所  福島県会津若松市東山町湯本居平127

〇電話番号   0242-27-3400

 

 

 

 

 

 

5.外観・館内・お風呂

 


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二洸(にこう)旅館は東山温泉の中央にある小さな旅館。

有名な新滝旅館の対岸に位置します。

おそらく東山温泉で最もマニアックでひなびている旅館。

知っている人は相当な東山温泉ツウだと思います。


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開きの悪い古いガラス戸をガラガラと開けるとこんな感じ。 

歴史ある旅館ですが、宿の方の生活感も溢れる感じ。

奥に見える居間には、いろいろな物が雑然と転がっています。

宿のおじさんは結構きさくなキャラの方です。

入浴料は400円で東山温泉で最安。

日帰り入浴時間はアバウトで、不可の日もあるため、電話したほうが無難。宿泊客が入る15時以前が基本のようです。


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お風呂は中央の階段を下り、半地下のような場所にあります。

下りて右側が女湯、左側が男湯です。


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文化財級の古さの脱衣所。昔はこれがスタンダードだったのだと思います。棚なんてものはなく、床に置かれたカゴのみ。

地下なので窓もなく、独特の空間。洗面台もかなり古く、ドライヤーはありません。


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お風呂はこんな感じ。内湯のみで露天風呂はなし。

タイルの浴室にはタイルの湯船。


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これも昔ながらのカラン。ケロリン桶が似合いすぎます。


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浴槽は半扇形で3人くらいサイズ。

浴室自体が小さいので、誰かが入っていたら遠慮したくなる雰囲気。

 


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透き通ったお湯の泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。

旧泉質名では含塩化土類芒硝泉です。

お湯はこの穴から出ているようで、時折、ボコボコっとお湯が出てきます。


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吹き出してる時はこんな感じ。浴室内はこのボコボコ、ガボガボっというお湯が湧き出す音が鳴り響きます。

 

私はこの日は二洸旅館に宿泊したのですが、私がお風呂に入っていると、他のお客さんがドアを開けて、「入っても大丈夫ですか?」聞かれます。大丈夫ですよ〜と答えてしばし温泉談義。

この方は埼玉から鉄道旅でいらっしゃった方で、二洸旅館は初とのこと。温泉よりは喜多方ラーメン目当てだそうです。

 

実は二洸旅館は激安旅館としても、その方面の人には名の知れた旅館です。素泊まりでも4000円ほど。2食付きでもかなり安く泊まれます。

 

古い旅館で、オシャレな雰囲気なんかは全く無い素朴な宿。

ですが汚さもなく、古さに慣れていれば素泊まりでも快適に過ごせます。

 

東山温泉で最後に残った木造のひなび系旅館。

昔と全く変わらぬ姿のお風呂も一見の価値ありです。

 

 

 

6.温泉分析書の説明

 

 

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(含塩化土類芒硝泉) 

✓源泉 組合混合泉(協同組合1,2,4号泉、伏見ヶ滝泉)

✓温度 46.0度(高温泉)

✓pH値 8.0(弱アルカリ性泉)

✓成分総計 1553mg

✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性うつ状態、皮膚乾燥症