大露天風呂の日記

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東山温泉 二洸旅館 古い木造旅館の昔と変わらぬタイル風呂に日帰り入浴

二洸旅館


 
 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度

 

 
○日帰り入浴時間 10:00〜15:00(要確認)
○日帰り入浴料金 400円

○露天風呂    なし
○お風呂の数   内湯(男1・女1)

○客室数     10室

〇公式HP               http://aizu-niko.club/

○混雑度     お風呂で会った人数 1人

○個人的オススメ度 ★★★☆☆

 

 

2.場所・電話番号
 

 
〇住所  福島県会津若松市東山町湯本居平127

〇電話番号   0242-27-3400

 

 

 

3.泉質

 

■源泉   組合混合泉

      (協同組合1,2,4号泉、伏見ヶ滝泉)

■泉質   ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 

      (含塩化土類芒硝泉)

■温度                46.0度

■成分総計  1553mg      pH8.0

 

 

 

 4.東山温泉について 

 


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東山温泉は今から約1300年前の奈良時代天平年間に行基によって発見されたと言われる温泉。行基といえば東大寺の大仏造営に携わった高僧です。三本脚のカラスに導かれて発見したと伝えられています。

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江戸時代には会津藩の保養所が置かれるなど、湯治場として栄えました。この上級武士の保養所は現在でも向瀧という旅館として残っています。戦前の写真には向瀧の他、新滝旅館や不動旅館も見て取れます。東山温泉の老舗旅館は〇〇滝という名前の旅館が多いのも特徴。

 


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訪れる人を圧倒する威風堂々たる向瀧の建物は、国の登録有形文化財に指定され、東山温泉のシンボルとなっています。

 

そんな東山温泉は数々の著名人をも魅了した名湯。幕末には新撰組土方歳三が入湯し、美人画で知られる竹久夢二歌人与謝野晶子も東山温泉に度々訪れています。

現在では芦ノ牧温泉と並ぶ会津奥座敷として、大小様々な規模の旅館が立ち並びます。

 

 

 

5.外観・館内・お風呂

 


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二洸(にこう)旅館は東山温泉の中央にある小さな旅館。

有名な新滝旅館の対岸に位置します。

おそらく東山温泉で最もマニアックでひなびている旅館。

知っている人は相当な東山温泉ツウだと思います。


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開きの悪い古いガラス戸をガラガラと開けるとこんな感じ。 

歴史ある旅館ですが、宿の方の生活感も溢れる感じ。

奥に見える居間には、いろいろな物が雑然と転がっています。

宿のおじさんは結構きさくなキャラの方です。

入浴料は400円で東山温泉で最安。

日帰り入浴時間はアバウトで、不可の日もあるため、電話したほうが無難。宿泊客が入る15時以前が基本のようです。


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お風呂は中央の階段を下り、半地下のような場所にあります。

下りて右側が女湯、左側が男湯です。


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文化財級の古さの脱衣所。昔はこれがスタンダードだったのだと思います。棚なんてものはなく、床に置かれたカゴのみ。

地下なので窓もなく、独特の空間。洗面台もかなり古く、ドライヤーはありません。


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お風呂はこんな感じ。内湯のみで露天風呂はなし。

タイルの浴室にはタイルの湯船。


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これも昔ながらのカラン。ケロリン桶が似合いすぎます。


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浴槽は半扇形で3人くらいサイズ。

浴室自体が小さいので、誰かが入っていたら遠慮したくなる雰囲気。

 


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透き通ったお湯の泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。

旧泉質名では含塩化土類芒硝泉です。

お湯はこの穴から出ているようで、時折、ボコボコっとお湯が出てきます。


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吹き出してる時はこんな感じ。浴室内はこのボコボコ、ガボガボっというお湯が湧き出す音が鳴り響きます。

 

私はこの日は二洸旅館に宿泊したのですが、私がお風呂に入っていると、他のお客さんがドアを開けて、「入っても大丈夫ですか?」聞かれます。大丈夫ですよ〜と答えてしばし温泉談義。

この方は埼玉から鉄道旅でいらっしゃった方で、二洸旅館は初とのこと。温泉よりは喜多方ラーメン目当てだそうです。

 

実は二洸旅館は激安旅館としても、その方面の人には名の知れた旅館です。素泊まりでも4000円ほど。2食付きでもかなり安く泊まれます。

 

古い旅館で、オシャレな雰囲気なんかは全く無い素朴な宿。

ですが汚さもなく、古さに慣れていれば素泊まりでも快適に過ごせます。

 

東山温泉で最後に残った木造のひなび系旅館。

昔と全く変わらぬ姿のお風呂も一見の価値ありです。

 

6.温泉分析書の説明

 

 

写真を取り忘れてしまいましたが、源泉は伏見荘などと同じ東山温泉のオーソドックスな源泉です。