ゆじゅく金田屋
1.入浴時間・料金・混雑度
○日帰り入浴時間 13:00〜17:00
○日帰り入浴料金 660円
○露天風呂 あり
○お風呂の数 内湯(男1・女1)
○客室数 9室
○タオル 200円(ロゴなし)
〇公式HP http://www.yujuku-kanetaya.com/
○混雑度 ほとんど誰にも会わない
○個人的オススメ度 ★★★☆☆
2.場所・電話番号
〇電話番号 0278-64-0606
3.泉質
■源泉 窪湯
■泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
(含石膏芒硝泉)
■温度 59.1度 pH 8.0
■成分総計 1310mg
5.外観・館内・お風呂
ゆじゅく金田屋は湯宿温泉の中心部にある小さな旅館。
ちょっと大きな民家のようなサイズ感。
昔は二食付きで宿泊できましたが、現在は素泊まりと日帰り入浴のみ。
湯宿温泉は湯本館、太陽館、大滝屋、金田屋の4件の小さな旅館がありますが、どれも同じような規模で、頭ひとつ飛び抜けた旅館はありません。
そのためか、隣の猿ヶ京温泉のようにホテルがつぶれまくることもなく、昔からほとんど変わらぬ旅館ラインナップを維持しています。
国道からも見えるように看板があります。
湯宿温泉はしっかり温泉場の雰囲気はあるのですが、意識しないと温泉があることに気づかず、国道を通り過ぎてしまいそうになります。
玄関には日帰り入浴の案内看板。
もちろん事前の電話確認は欠かさない私ですが、こういうのがあると安心して入れますね。
ロビー。古さは残しつつも、キレイにリニューアルされているため、清潔感あり。wi-fiも完備なので、一人旅にも良さそう。
湯宿温泉は金田屋と太陽館がキレイ系、
湯本館と大滝屋が鄙び系の旅館です。
この日も先客に女性の一人旅と思われる方が、ご主人と楽しそうに話していました。
日帰り入浴料は660円。
タオルは200円ですがロゴなしです。
お風呂は玄関の真横という特異な構造。
飲泉所かと思いましたが、これは湧き水。
脱衣所とログハウス風できれいな感じ。
サイズも小さく、何よりも脱衣所に暖房が効いているのがありがたい。
こちらがお風呂。露天風呂はありません。
窓はありますが、景色もない感じ。
純粋に温泉を楽しむためのお風呂。
泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉。
旧泉質名では含石膏芒硝泉。
硫酸塩泉は大昔は苦味泉と言われていたとおり、味はちょっと苦いのが特徴。猿ヶ京温泉などこのあたりの温泉は石膏を含むことが多いです。
お湯はちょっと熱めくらい。飲泉用にコップも置いてありました。
石膏は鎮静作用があるため、痛みなどを和らげる効能があります。
芒硝は下剤にも使用されるもので、飲用すれば便通にも効能あり。
こちらのお宿は湯使いにもこだわりがあり、源泉かけ流し。
温度をこまめにチェックし、湯量をコントロールすることで、加水無しで湯温を適温に維持しています。
カランは3つのみでしたが、いずれもキレイ。
金田屋はきれいな設備で、ちゃんとした温泉を楽しみたい人向け。
シャワーなどもしっかりあり、特徴は弱いですが、無難に万人受けしそうな温泉です。
味や渋さを求めるマニアの方には湯本館がオススメです。
6.温泉分析書の説明
成分総計が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。こちらは1310mgで1000mgを超えます。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは硫酸イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉となります。旧泉質名では含石膏芒硝泉です。