大露天風呂の日記

旅館好きの温泉ソムリエのブログ 各温泉の日帰り入浴情報を全旅館紹介します

小安峡温泉 多郎兵衛旅館 大正ロマン風の秋田杉の湯殿に日帰り入浴

多郎兵衛旅館

 

 

 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度

 
 
○日帰り入浴時間 10:30〜15:00

○日帰り入浴料金 500円
○露天風呂    あり
○お風呂の数   内湯(男2・女2・貸切2)  

         露天風呂(男1)

         陶器風呂(女1)

      

○客室数     21室

○タオル     200円(ロゴあり)

○公式HP     http://www.tarobee.com/

○混雑度       お風呂で会った人数 8人

○個人的オススメ度 ★★★★★

 

2.場所・電話番号
 

〇住所  秋田県湯沢市皆瀬湯元121-5

〇電話番号   0183-47-5016

 

 

3.泉質


 
 ■源泉   皆瀬1号井・2号井混合泉

■泉質   単純温泉

■温度             87.5度    pH8.4

■成分総計  564mg

 

 

4.小安峡温泉について

 


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小安峡(おやすきょう)温泉は、秋田、山形、岩手、宮城の県境にまたがる栗駒山山麓の秋田側に位置する温泉。小安峡大噴湯で有名な温泉で、至る所から湯気が立ち上る温泉場らしい雰囲気です。その起源は詳しくは分かっていませんが、江戸時代初期には街道が整備され、秋田藩番所も置かれ、藩主も訪れるなど、湯治場として栄えていたようです。1969年の大火により、多くの宿が焼失。現在10件ほどある旅館はその後の再建の為、木造旅館などは残っていません。


 

5.外観・館内・お風呂

 


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多郎兵衛(たろうべえ)旅館は小安峡温泉で一番人気の旅館。

道路沿いに点在する旅館の中でもひときわ目立ちます。


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建物にも古さはなく、なかなか立派な和風旅館です。


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小安峡温泉は、まだまだコロナの影響で多くの旅館で日帰り入浴休止中。小安峡温泉をはしごしようと思い、パンフレットを見ながらいろいろと電話したのですが、ことごとく玉砕。

ましてや、有名な多郎兵衛旅館なら、断られるだろうと思って電話してみると、意外なことに全然オッケイ。玄関にも日帰り入浴の案内が出ていました。


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さっそく入館。


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これだけ立派な旅館なのに入浴料は500円でリーズナブル。


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タオルはロゴ入りで200円。


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10時半から日帰り入浴受付ですが、結構人気なようでオープンと同時にどんどんお客さんがやってきます。


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ロビー。奥へ続く階段は客室棟方面。和風で統一されたキレイなロビーです。


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多郎兵衛旅館は全部でなんと4箇所もお風呂があります。

一番有名なのは薬師の湯という大浴場。ここが大人気。

その隣に露天風呂と陶器風呂があり、日帰り入浴では陶器風呂が女湯、露天風呂が男湯になっていました。

その他にも三宝の湯という離れの木造湯小屋で男女別の内湯があります。

もう一箇所、客室棟の一番離れたところに子宝の湯という貸切風呂が2つあります。こちらは日帰り入浴の場合、別料金で1組1500円。50分利用可能。貸切風呂が1500円というのは破格だと思います。


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まずは一番人気である薬師の湯へ。


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お風呂入口。


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脱衣所。秋田杉をふんだんに使用した贅沢で開放的な空間。


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洗面台もオシャレなこと。


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こちらが薬師の湯。大正ロマン風の雰囲気が素晴らしいの一言。木材は秋田杉で、浴槽は阿蘇から取り入れたこだわりの敷石が使用されています。

天井には全長50mの秋田杉の梁が使われているそうです。

ちょっと薄暗い雰囲気がこれまたいい感じ。

歴史を感じるデザインのお風呂ですが、昔の温泉ガイドを見ると、多郎兵衛のお風呂は至って普通。こんな素晴らしいお風呂は載っていませんでした。リニューアルした際に新しく作った浴室のようです。


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お風呂の意匠は、群馬県法師温泉にそっくりです。

どうです?区別つかないくらい似ています。

このデザインのお風呂は四万温泉の積善館や、たんげ温泉など群馬県にはちょこちょこありますが、それにインスパイアされたのかも。


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整然と並んだカラン。敷石はゴツゴツしており、滑り止めにも一役買っています。触り心地もなかなか。


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小安峡温泉は熱湯に近い温度の源泉。適温にするため、こちらは加水ありです。循環ろ過や塩素消毒も有りとなっていましたが、ほとんど感じませんでした。宿の裏にある源泉施設と思われる建物からは、激しく蒸気が吹き出していました。

お湯はちょっと熱めぐらいで適温。無味無臭でなんのクセもないお湯です。

この後、お客さんがどんどん入ってきて、カランは隙間なくびっしりと埋まるくらいの盛況ぶりでした。


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続いて露天風呂へ。薬師の湯の隣にあります。


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女性側は陶器風呂になっています。


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お風呂入り口。


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黒い板張りの脱衣所。


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こちらが露天風呂!薬師の湯にあれほど人がいたのに、露天風呂はガラガラ。露天風呂の存在に気づかない人も多いのか、皆さん薬師の湯にしか興味がないのか。

しばらく入っていましたが、結局誰に会わず露天風呂を独占。

お湯は薬師の湯と全く同じです。露天風呂でお湯が冷める分、いくぶんか湯温が低く、入りやすい温度でした。

 

実はもうひとつ三宝の湯というお風呂があったのですが、まさか500円で三箇所も入れるとは思わず、この時は全然気づきませんでした。。三宝の湯はまた改めてレポートします。

 

まだまだあります 小安峡温泉

 

【小安峡温泉】日帰り入浴完全ガイド(温泉ソムリエのおすすめ4選)成分量ランキング - 大露天風呂の日記

 

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。

こちらは564mgのため、単純温泉です。

 

単純温泉と言っても何も入っていないわけではなく、もし1000mgを超えていれば、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉になる温泉。旧泉質名では含芒硝食塩泉となる温泉です。