ゆとりろ磐梯熱海
1.入浴時間・料金・混雑度
○日帰り入浴時間 16:30〜20:00
○日帰り入浴料金 平日880円
土日1100円
○露天風呂 あり
○お風呂の数 内湯露天(男1・女1)
○客室数 41室
○タオル 220円(ロゴなし)
〇公式HP https://yutorelo-bandaiatami.com/
○混雑度 ほとんど誰にも会わない
○個人的オススメ度 ★★★☆☆
2.場所・電話番号
〇電話番号 0570-012-531
3.泉質
■源泉 郡山市営1、4、5、7号泉統合泉
■温度 50.4度
■成分総計 388mg pH9.1
5.外観・館内・お風呂
ゆとりろ磐梯熱海は、かつては「清稜山倶楽部」という旅館らしくない名前のホテルでしたが、いつの間にか潰れ、2020年にリロホテルグループとしてリニューアルオープン。
リロホテルグループは他にも日光や塩原、鳴子などでも経営不振の旅館をリニューアルさせています。
建物は清稜山倶楽部時代と全く変わっていません。
企業の保養所のような、あまり温泉感のない建物です。
ロビー。清稜山倶楽部のロビーを知らないのですが、ピカピカにリニューアルされています。入浴料は880円です。
日帰り入浴情報が不明だっため、事前に電話したところ、グループのコールセンターのような所に繋がりました。コールセンターからゆとりろ磐梯熱海に確認いただき、丁寧に折り返しの電話。
「本日日帰り入浴通常どおり営業しています」とのこと。
以前、電話した際は日帰り入浴をお断りされたこともあるので、事前確認したほうがよさげです。
大小さまざまな赤べこのコレクションがお出迎え。
お風呂は建物の奥にあるのかと思っていましたが、ロビーに直結。
こののれんをくぐれば、お風呂ゾーンです。
休憩スペースにはマッサージチェアや、
美顔器なんかもありました。
美顔器がある温泉は初めて。
奥が女湯、手前左側が男湯です。
脱衣所。
洗面台。
こちらが大浴場。壁も浴槽も真っ黒な御影石づくり。
この浴室は清稜山倶楽部の時代と変わっていません。
全てが黒なので、お湯の色がわかりにくいですが、無色透明のアルカリ性単純温泉です。無味無臭で癖なし。
源泉は磐梯熱海ではポピュラーな市営源泉の混合泉。
磐梯熱海温泉は36度のぬる湯源泉と、50度の普通に熱い源泉の2つがありますが、こちらは熱めの源泉のみです。
浴室内にはなにやら気になるものが。
ここだけ、黒くなく木製の配管です。
正体は飲料用の湧き水が飲める樋でした。
深沢の名水とありましたが、脱衣所などではなく、お風呂の真ん中にこんなものがあるなんて珍しい。
残念ながら、コロナで利用休止中。
お次は露天風呂。こちらも壁から浴槽に至るまで真っ黒な御影石。
黒壁に囲まれているため、景色はあまり感じられません。
白い丸玉が浴槽の脇に鎮座していますが、腰掛け椅子なのか、ただのオブジェなのかは不明。
こんなところにも。これは座れないので、たぶんオブジェです。
黒黒黒の中にあるので、やたらと目立ちます。
露天風呂も内湯も温度はちょうど良かったです。
土曜日の16時過ぎ。混雑は覚悟していましたが、意外なことに終始誰にも会わずゆっくりできました。
湯上がりスペースにあったフリードリンク。
ただの水ではなく、こだわりの4種類のドリンクが用意。
フリーにしてはレベルが高すぎます。
右から深沢の名水(お風呂で飲めなかったやつ)
ふどう味のビネガーウォーター。
りんご味のビネガーウォーター。
一番左はレモン水でした。
全部試飲しましたが、どれもうまい。
個人的にはりんご味のビネガーウォーターが一番オススメ。
まだまだあります 磐梯熱海温泉
【磐梯熱海温泉】日帰り入浴完全ガイド(温泉ソムリエのオススメ9選) - 大露天風呂の日記
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。
こちらは388mgのため、単純温泉です。
またpH8.5以上でアルカリ性とつきますが、こちらはpH9.1のため、アルカリ性単純温泉になります。
単純温泉と言っても何も入っていないわけではなく、もし1000mgを超えていれば、ナトリウム-硫酸塩泉になる温泉。旧泉質名では芒硝泉となる温泉です。