大露天風呂の日記

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土湯温泉 山水荘 荒々しい山肌を望む桶風呂に日帰り入浴

山水荘

 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度
 

 

○日帰り入浴時間 10:00〜14:00(火曜・木曜・金曜のみ)

○日帰り入浴料金 1000円 
○露天風呂    あり
○お風呂の数      内湯露天(男1・女1)

○客室数     69室

○タオル     300円(土湯温泉ロゴ)

○公式HP     https://www.sansuiso.jp/

○混雑度       お風呂で会った人数 2人

○個人的オススメ度 ★★★☆☆

 

2.場所・電話番号

〇住所 福島県福島市土湯温泉町油畑55

〇電話番号   024-595-2141

 

 

3.泉質

 

■源泉    土湯温泉(2、15、16、17号泉混合泉)

■泉質    単純温泉

■温度                62.2度

■成分総計  436mg      pH7.49

 

 

 

4.土湯温泉について

 


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 土湯温泉福島市の山間に位置する大きな温泉。

その起源は伝説が多く、はっきりしたことはわかっていませんが、聖徳太子のお告げにより発見されたとか、大国主命が、陸奥国視察の折に、川のほとりを鉾で突くと、霊泉が湧き出たとも伝えられます。そこから、「突き湯」と呼ばれるようになり、それがなまって土湯になったとか。少なくとも、800年以上の歴史を持つ古い温泉です。


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そんな歴史ある温泉ですが、土湯温泉はあまり元気がありません。

新野地温泉など有する土湯峠の温泉郷は、白濁の湯と個性的な露天風呂で大人気のエリアですが、土湯温泉は今一つ特徴がないように見えるようで、福島県内でも栄枯盛衰の激しい温泉街。追い打ちをかけるように東日本大震災により、観山荘、富士屋、つたやの3館が半懐し、そのまま廃業。つぶれた旅館の数で言えば福島県で一番かもしれません。


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展望台から見たちょっと昔の土湯温泉街。

写真右手前にあるのが土湯温泉でも有数の規模を誇った向瀧という旅館。(東山温泉の向瀧とは全く別)

度重なる地震で被害を受け、取り壊されてしまいました。

現在は建て替えのため長期休業中。向瀧が復活すれば、土湯温泉にも少しは活気が戻るかもしれません。

 

 

5.外観・館内・お風呂


 
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山水荘は土湯温泉街の一番奥にどっしりと構える、温泉街最大の旅館。ちょっとさみしい土湯温泉の中で、この旅館だけピカピカで元気な感じがします。


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しかもなんか前よりも立派になっている気がします。


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帰宅してから確認してみた5年前の山水荘の写真。

玄関前の門や池、水車なんかはありませんでした。

日に日に立派になっている感じがします。


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山水荘は蛇行した川沿いに沿うように、いくつもの客室棟が並んで建っています。この写真に写っている範囲は全部山水荘の建物。

平日だというのに駐車場にはずらりと車が。

混雑を覚悟しましたが、車は工事関係の車両のようで、建物の補修なのか改修なのかいろいろと話をしていました。


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山水荘へ入館。靴はここでスリッパに履き替えます。


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ロビー。あっさりしていますが、大きくてキレイです。


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大型旅館ということもあり、事前の電話確認の際の対応や、フロント対応などはさすがです。入浴料は1000円と土湯温泉で最も高い金額ですが。

日帰り入浴は土日は不可で、火曜、木曜、金曜のみしか受け入れてくれません。しかも時間は14時までと終了時間が早め。昔は土日もオッケイだったんですが、コロナのせいか、はたまた宿が高級になったのか。。


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タオルは300円で買えるのですが、山水荘のロゴは入っていません。

土湯温泉のロゴが書かれたタオルに、一瞬残念に思いましたが、

このタオル、厚手なうえに最高に肌触りがよく、しっかり300円の価値がある良品でした。


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売店をチラ見。ここもとてもキレイ。チラ見した感じ、日本酒のラインナップが豊富な感じでした。


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お風呂は何箇所かあるのですが、フロントに案内されたのは6階の大浴場のみ。本当は一階につれづれの湯、たまゆらの湯というお風呂があり、3階に太子の湯というメイン級のお風呂がありますが、日帰り入浴では利用できないようです。


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太子の湯に入りたかったのですが、残念。

試しに3階を覗いてみましたが、真っ暗だったので日帰り利用できないと思います。


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エレベーターがあるのは紫水亭という客室棟。

ここから案内のままに、花鳥苑という客室棟のほうに歩いていきます。大きな旅館なので、お風呂まではまぁまぁ距離があります。


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お風呂エリアに到着。手前が淵の湯という女性用のお風呂、廊下の奥が瀧の湯という男性用のお風呂になります。

実は、この宿のメイン風呂は圧倒的に淵の湯。

2階建てのデラックスな浴室と、滝が眼前に迫る素晴らしいロケーションの桶露天風呂があります。

女性の方がうらやましい。


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淵の湯の桶露天風呂。以前、日帰り入浴時間はこちらが男性用でした。川の奥にちらっと見えるのは、奥土湯温泉と呼ばれているエリア。小滝温泉や川上温泉などがあります。


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今回は男湯の瀧の湯をレポートします。


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大型旅館らしい、広くてキレイで設備充実の脱衣所。


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さっそく大浴場へ。6階なので見晴らしは良いです。

手前はジャグジーになっていました。

サウナもあり、サウナの前だからなのか、ジャグジーは少しぬるめの温度になっていました。この温度が、思いの外気持ちの良く、しばらくジャグジーでまったり。


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奥側の長いお風呂はちょっと熱めだったので、あまり入らず。


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湯口はカエルが向かい合うユーモアなつくり。

泉質は芒硝系の単純温泉

これは福島県内ではありふれた泉質で、あまり珍しいものではありません。加水加温、循環ありですが、大型旅館なのでしょうがないでしょう。土湯温泉の中では成分総計は少なめの源泉です。


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続いて露天風呂。大浴場の一番奥に入り口があります。

露天風呂は桶風呂。山水荘は桶風呂が大好きな旅館で、女湯の縁の湯にも、3階の太子の湯にも、またまた貸切風呂にも桶風呂があります。

桶密度は福島県でも有数のもの。山水荘といえば桶風呂です。


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露天風呂は荒々しすぎる山肌が望めます。


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土砂崩れでもあったんでしょうか。

瀧の湯の角度からはあまり川は見えません。

一方の淵の湯からはめちゃくちゃ川と滝が見えます。


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腕を広げて入れば、桶との一体感も相まって、至福の湯浴みを楽しめます。先客は2人いらっしゃいましたが、桶風呂には目もくれず、サウナとジャグジーにつきっきり。桶風呂は終始独占して堪能できました。

 

まだまだあります 土湯温泉

 

【土湯温泉】日帰り入浴完全ガイド(温泉ソムリエのおすすめ10選)成分量ランキング - 大露天風呂の日記

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。

こちらは436mgのため、単純温泉です。

 

単純温泉と言っても何も入っていないわけではなく、もし1000mgを超えていたら、ナトリウム-硫酸塩泉となる温泉。旧泉質名では芒硝泉です。