YUMORI ONSEN HOSTEL
1.入浴時間・料金・混雑度
○日帰り入浴時間 11:00〜20:00
木曜日のみ15時〜
○日帰り入浴料金 500円
○露天風呂 なし
○お風呂の数 内湯(男1・女1)
○客室数 30室
○タオル 300円(土湯温泉ロゴ)
○公式HP https://yumori-hostel.jp/
○混雑度 ほとんど誰にもあわない
○個人的オススメ度 ★★☆☆☆
2.場所・電話番号
〇電話番号 024-595-2170
5.外観・館内・お風呂
YUMORI ONSEN HOSTELは土湯温泉の一番奥にある、山水荘のちょっと手前にあります。見慣れない英語の名前ですが、土湯温泉初のゲストハウスとして2018年にオープン。
もともとは「土湯温泉ホテル」という旅館でしたが、相当前につぶれてしまい、山水荘が買い取ってリニューアルしたものです。素泊まり専門で格安で宿泊できます。
山水荘はホステルのすぐ隣にある、土湯温泉最大の旅館。
かつて土湯最大だった観山荘がつぶれ、向瀧も休業中の今や、土湯温泉で最も立派で勢いがある旅館です。
つぶれた旅館をリニューアルしてくれるのは、土湯温泉を応援する温泉好きとしては嬉しい限り。
土湯温泉には他にもたくさん廃業した旅館があるので、もっと再生してほしいです。
いざ入館。ここでスリッパに履き替えます。
リニューアルしてから、まだ5年くらいしか経っていないので、
館内はピッカピカ。この日は木曜日だったので、15時からの受付。
10分前くらいでも入れてくれました。
館内に入ると、ちょうど高校生の合宿と思われる超団体様に遭遇。30人以上はいそうな大グループにびっくり。
ということもあり、日帰り入浴をお願いすると、「少々お待ち下さい」と一度確認が入りました。これは団体様がいるのでお断りされるパターンかと思いましたが、オッケーとのこと。
入浴料500円を払います。タオルはフェイスタオルは買えますが、宿のものではなく、土湯温泉の公式タオルです。300円といいお値段します。
ロビーというか、ホステルなので共用スペースというのが正しいのかもしれません。ここは宿泊や入浴以外の一般の方も入ることができ、コミュニティスペースとしても使用できるそう。
ここではコーヒーも飲めます。
コーヒーを飲みながらくつろいでいる、おじさまも一人。
なかなかオシャレな感じにリニューアルされています。
さすがは山水荘。
かつての土湯温泉ホテルには絶対になかったであろう空間。
HPによると、ここで結婚式などもできるのだそう。
お風呂は二階です。エレベーターは先程の団体様で混み合っていたので、階段であがります。
客室が並ぶ二階の廊下。ここにお風呂があります。
こちらが脱衣所。まだ新築の匂いがします。
洗面台もスタイリッシュなデザイン。
鍵付きのロッカーもあります。
いよいよお風呂へ。
こちらが大浴場。ここはあまり手を入れていないようで、在りし日の土湯温泉ホテルのお風呂が楽しめます。
お風呂はピカピカより、このくらい味があったほうが、温泉感があって好きです。
露天風呂はありませんが、このお風呂が面白いのはその形。
丸い浴槽が2つくっついて、メガネのような形をしています。
写真手前がなぜか微妙にゆるめ、奥側は熱かったです、
湯口はちょうど、「鼻」にあたる部分にあります。
泉質はアルカリ性単純温泉。一見、何の特徴もなさそうな土湯温泉ですが、実は10箇所以上の源泉があると言われ、各旅館で泉質が全然違ったりします。湯巡りをするには何気に面白みのある温泉なのです。
多くは単純温泉ですが、ちょっと珍しい重曹泉の源泉を持つ旅館もあります。
土湯温泉によくある重曹系の温泉ではなく、主成分は芒硝系で、どちらかと言えば飯坂温泉などに近い泉質。
ヌルヌル感はあまりなく、無味無臭のあっさりした温泉。
お風呂の裏は原生林なので、昼でも浴室はちょっと暗めです。
さきほどの学生さんたちはお風呂には人っ子一人いませんでした。怒涛の入浴ラッシュになる前に早めに退散。
6.温泉分析書の説明