大露天風呂の日記

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土湯温泉 YUMORI ONSEN HOSTEL オシャレなゲストハウスのメガネ型風呂に日帰り入浴

YUMORI ONSEN HOSTEL

 

 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度

 

 

○日帰り入浴時間 11:00〜20:00

         木曜日のみ15時〜
○日帰り入浴料金 500円 
○露天風呂    なし
○お風呂の数      内湯(男1・女1)

○客室数     30室

○タオル     300円(土湯温泉ロゴ)

○公式HP     https://yumori-hostel.jp/

○混雑度        ほとんど誰にもあわない

○個人的オススメ度 ★★☆☆☆

 

2.場所・電話番号


 
〇住所 福島県福島市土湯温泉町堂ノ上7-1

〇電話番号   024-595-2170

 

3.泉質


 

■源泉    土湯温泉(2、16、17、18号泉混合泉)

■泉質    アルカリ性単純温泉

■温度                65度

■成分総計  575mg      pH8.55

 

 

 

4.土湯温泉について

 


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土湯温泉福島市の山間に位置する大きな温泉。

その起源は伝説が多く、はっきりしたことはわかっていませんが、聖徳太子のお告げにより発見されたとか、大国主命が、陸奥国視察の折に、川のほとりを鉾で突くと、霊泉が湧き出たとも伝えられます。そこから、「突き湯」と呼ばれるようになり、それがなまって土湯になったとか。少なくとも、800年以上の歴史を持つ古い温泉です。


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そんな歴史ある温泉ですが、土湯温泉はあまり元気がありません。

新野地温泉など有する土湯峠の温泉郷は、白濁の湯と個性的な露天風呂で大人気のエリアですが、土湯温泉は今一つ特徴がないように見えるようで、福島県内でも栄枯盛衰の激しい温泉街。つぶれた旅館の数で言えば福島県で一番かもしれません。


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ちょっと昔の土湯温泉街。

写真右手前にあるのが土湯温泉でも有数の規模を誇った向瀧という旅館。(東山温泉の向瀧とは全く別の旅館)度重なる地震で被害を受け、取り壊されてしまいました。

現在は建て替えのため長期休業中。向瀧が復活すれば、土湯温泉にも少しは活気が戻るかもしれません。

 

5.外観・館内・お風呂

 


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YUMORI ONSEN HOSTELは土湯温泉の一番奥にある、山水荘のちょっと手前にあります。見慣れない英語の名前ですが、土湯温泉初のゲストハウスとして2018年にオープン。


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もともとは「土湯温泉ホテル」という旅館でしたが、相当前につぶれてしまい、山水荘が買い取ってリニューアルしたものです。素泊まり専門で格安で宿泊できます。


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山水荘はホステルのすぐ隣にある、土湯温泉最大の旅館。

かつて土湯最大だった観山荘がつぶれ、向瀧も休業中の今や、土湯温泉で最も立派で勢いがある旅館です。


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つぶれた旅館をリニューアルしてくれるのは、土湯温泉を応援する温泉好きとしては嬉しい限り。

土湯温泉には他にもたくさん廃業した旅館があるので、もっと再生してほしいです。


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いざ入館。ここでスリッパに履き替えます。


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リニューアルしてから、まだ5年くらいしか経っていないので、

館内はピッカピカ。この日は木曜日だったので、15時からの受付。

10分前くらいでも入れてくれました。

館内に入ると、ちょうど高校生の合宿と思われる超団体様に遭遇。30人以上はいそうな大グループにびっくり。

 

ということもあり、日帰り入浴をお願いすると、「少々お待ち下さい」と一度確認が入りました。これは団体様がいるのでお断りされるパターンかと思いましたが、オッケーとのこと。

入浴料500円を払います。タオルはフェイスタオルは買えますが、宿のものではなく、土湯温泉の公式タオルです。300円といいお値段します。


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ロビーというか、ホステルなので共用スペースというのが正しいのかもしれません。ここは宿泊や入浴以外の一般の方も入ることができ、コミュニティスペースとしても使用できるそう。

ここではコーヒーも飲めます。

コーヒーを飲みながらくつろいでいる、おじさまも一人。


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なかなかオシャレな感じにリニューアルされています。

さすがは山水荘。

かつての土湯温泉ホテルには絶対になかったであろう空間。

HPによると、ここで結婚式などもできるのだそう。


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お風呂は二階です。エレベーターは先程の団体様で混み合っていたので、階段であがります。


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客室が並ぶ二階の廊下。ここにお風呂があります。


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こちらが脱衣所。まだ新築の匂いがします。

洗面台もスタイリッシュなデザイン。


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よく見ると、土湯温泉らしくこけしが置いてあったり。


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鍵付きのロッカーもあります。


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いよいよお風呂へ。

こちらが大浴場。ここはあまり手を入れていないようで、在りし日の土湯温泉ホテルのお風呂が楽しめます。

お風呂はピカピカより、このくらい味があったほうが、温泉感があって好きです。


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露天風呂はありませんが、このお風呂が面白いのはその形。

丸い浴槽が2つくっついて、メガネのような形をしています。

写真手前がなぜか微妙にゆるめ、奥側は熱かったです、


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湯口はちょうど、「鼻」にあたる部分にあります。

泉質はアルカリ性単純温泉。一見、何の特徴もなさそうな土湯温泉ですが、実は10箇所以上の源泉があると言われ、各旅館で泉質が全然違ったりします。湯巡りをするには何気に面白みのある温泉なのです。

多くは単純温泉ですが、ちょっと珍しい重曹泉の源泉を持つ旅館もあります。


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アルカリ性単純温泉はおそらく土湯温泉ではここだけ。

土湯温泉によくある重曹系の温泉ではなく、主成分は芒硝系で、どちらかと言えば飯坂温泉などに近い泉質。

ヌルヌル感はあまりなく、無味無臭のあっさりした温泉。


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お風呂の裏は原生林なので、昼でも浴室はちょっと暗めです。

さきほどの学生さんたちはお風呂には人っ子一人いませんでした。怒涛の入浴ラッシュになる前に早めに退散。

 

まだまだあります 土湯温泉

 

【土湯温泉】日帰り入浴完全ガイド(温泉ソムリエのおすすめ10選)成分量ランキング - 大露天風呂の日記

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。

こちらは575mgのため、惜しくも単純温泉です。

 

またpH8.5以上でアルカリ性とつきますが、こちらはpH8.5ちょうどのため、ギリギリのところでアルカリ性単純温泉になります。

 

単純温泉と言っても何も入っていないわけではなく、もし1000mgを超えていたら、ナトリウム-硫酸塩泉となる温泉。旧泉質名では芒硝泉です。