大露天風呂の日記

現在662湯掲載 旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

福島県の温泉
栃木県の温泉
群馬県の温泉
新潟県の温泉
千葉県の温泉
山梨県の温泉
埼玉県の温泉
静岡県の温泉

土湯温泉 YUMORI ONSEN HOSTEL オシャレなゲストハウスのメガネ型風呂に日帰り入浴

YUMORI ONSEN HOSTEL

 

 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度

 

 

○日帰り入浴時間 11:00〜20:00

         木曜日のみ15時〜
○日帰り入浴料金 500円 
○露天風呂    なし
○お風呂の数      内湯(男1・女1)

○客室数     30室

○タオル     300円(土湯温泉ロゴ)

○公式HP     https://yumori-hostel.jp/

○混雑度        ほとんど誰にもあわない

○個人的オススメ度 ★★☆☆☆

 

2.場所・電話番号


 
〇住所 福島県福島市土湯温泉町堂ノ上7-1

〇電話番号   024-595-2170

 

 

 

 

 

5.外観・館内・お風呂

 


f:id:zenigame1:20221006221537j:image

YUMORI ONSEN HOSTELは土湯温泉の一番奥にある、山水荘のちょっと手前にあります。見慣れない英語の名前ですが、土湯温泉初のゲストハウスとして2018年にオープン。


f:id:zenigame1:20221006221829j:image


もともとは「土湯温泉ホテル」という旅館でしたが、相当前につぶれてしまい、山水荘が買い取ってリニューアルしたものです。素泊まり専門で格安で宿泊できます。


f:id:zenigame1:20221006221849j:image

山水荘はホステルのすぐ隣にある、土湯温泉最大の旅館。

かつて土湯最大だった観山荘がつぶれ、向瀧も休業中の今や、土湯温泉で最も立派で勢いがある旅館です。


f:id:zenigame1:20221006222316j:image

つぶれた旅館をリニューアルしてくれるのは、土湯温泉を応援する温泉好きとしては嬉しい限り。

土湯温泉には他にもたくさん廃業した旅館があるので、もっと再生してほしいです。


f:id:zenigame1:20221006223152j:image

いざ入館。ここでスリッパに履き替えます。


f:id:zenigame1:20221006222256j:image

リニューアルしてから、まだ5年くらいしか経っていないので、

館内はピッカピカ。この日は木曜日だったので、15時からの受付。

10分前くらいでも入れてくれました。

館内に入ると、ちょうど高校生の合宿と思われる超団体様に遭遇。30人以上はいそうな大グループにびっくり。

 

ということもあり、日帰り入浴をお願いすると、「少々お待ち下さい」と一度確認が入りました。これは団体様がいるのでお断りされるパターンかと思いましたが、オッケーとのこと。

入浴料500円を払います。タオルはフェイスタオルは買えますが、宿のものではなく、土湯温泉の公式タオルです。300円といいお値段します。


f:id:zenigame1:20221006222811j:image

ロビーというか、ホステルなので共用スペースというのが正しいのかもしれません。ここは宿泊や入浴以外の一般の方も入ることができ、コミュニティスペースとしても使用できるそう。

ここではコーヒーも飲めます。

コーヒーを飲みながらくつろいでいる、おじさまも一人。


f:id:zenigame1:20221006223012j:image

なかなかオシャレな感じにリニューアルされています。

さすがは山水荘。

かつての土湯温泉ホテルには絶対になかったであろう空間。

HPによると、ここで結婚式などもできるのだそう。


f:id:zenigame1:20221006223121j:image

お風呂は二階です。エレベーターは先程の団体様で混み合っていたので、階段であがります。


f:id:zenigame1:20221006223345j:image

客室が並ぶ二階の廊下。ここにお風呂があります。


f:id:zenigame1:20221006223440j:image

こちらが脱衣所。まだ新築の匂いがします。

洗面台もスタイリッシュなデザイン。


f:id:zenigame1:20221006223522j:image

よく見ると、土湯温泉らしくこけしが置いてあったり。


f:id:zenigame1:20221006223553j:image

鍵付きのロッカーもあります。


f:id:zenigame1:20221006223623j:image

いよいよお風呂へ。

こちらが大浴場。ここはあまり手を入れていないようで、在りし日の土湯温泉ホテルのお風呂が楽しめます。

お風呂はピカピカより、このくらい味があったほうが、温泉感があって好きです。


f:id:zenigame1:20221006223746j:image

露天風呂はありませんが、このお風呂が面白いのはその形。

丸い浴槽が2つくっついて、メガネのような形をしています。

写真手前がなぜか微妙にゆるめ、奥側は熱かったです、


f:id:zenigame1:20221006223942j:image

湯口はちょうど、「鼻」にあたる部分にあります。

泉質はアルカリ性単純温泉。一見、何の特徴もなさそうな土湯温泉ですが、実は10箇所以上の源泉があると言われ、各旅館で泉質が全然違ったりします。湯巡りをするには何気に面白みのある温泉なのです。

多くは単純温泉ですが、ちょっと珍しい重曹泉の源泉を持つ旅館もあります。


f:id:zenigame1:20221006224217j:image

アルカリ性単純温泉はおそらく土湯温泉ではここだけ。

土湯温泉によくある重曹系の温泉ではなく、主成分は芒硝系で、どちらかと言えば飯坂温泉などに近い泉質。

ヌルヌル感はあまりなく、無味無臭のあっさりした温泉。


f:id:zenigame1:20221006224429j:image

お風呂の裏は原生林なので、昼でも浴室はちょっと暗めです。

さきほどの学生さんたちはお風呂には人っ子一人いませんでした。怒涛の入浴ラッシュになる前に早めに退散。

 

 

 

 

 

 

 

6.温泉分析書の説明

 


f:id:zenigame1:20221006224938j:image

 

 

アルカリ性単純温泉(芒硝系)

✓源泉 土湯温泉(2、16、17、18号泉混合泉)

✓温度 65.0度(高温泉)

✓pH値 8.5(アルカリ性泉)

✓成分総計 575mg

✓効能 神経痛、関節痛、筋肉痛、五十肩、慢性消火器病、痔疾、疲労回復、自律神経不安定症、不眠症うつ状態