大露天風呂の日記

旅館好きの温泉ソムリエのブログ 各温泉の日帰り入浴情報を全旅館紹介します

鬼怒川温泉 一心館 コース多彩なクアハウス風呂に日帰り入浴

一心舘

 

1.入浴時間・料金・混雑度
 

○日帰り入浴時間 土曜日12:00〜16:00

         その他12:00〜21:00

         ※15:00〜の場合あり

○日帰り入浴料金 1700円
○露天風呂    あり
○お風呂の数   内湯露天(男1・女1)

○客室数     140室

○タオル     フェイスタオル・レンタルバスタオル付き

○公式HP     https://i-spa.co.jp/

○混雑度     ほとんど誰にも会わない

○個人的オススメ度 ★★★☆☆

 

2.場所・電話番号

 

 〇住所 栃木県日光市鬼怒川温泉滝542-3

〇電話番号   0288-77-0008

 

 

 

3.泉質

 

 
■源泉    一心舘源泉

■泉質    アルカリ性単純温泉

■温度                29.0度

■成分総計  315mg      pH8.6

 

 

4.鬼怒川温泉について



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 鬼怒川温泉は言わずと知れた栃木を代表する巨大温泉地。


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熱海、箱根と並び東京の奥座敷と称され、超大型ホテルや旅館が鬼怒川の渓谷沿いに林立し、日本有数の収容力を誇ります。

温泉の歴史は意外と浅く、江戸時代の1691年に沼尾重兵衛が鬼怒川の右岸に源泉を発見したことからと言われています。

その後、鬼怒川温泉は幕府の直轄となり、東照宮に参拝する大名や僧侶など身分の高い限られた人しか浸かることの許されない、由緒正しき温泉でした。庶民が鬼怒川温泉に入れるようになったのは明治時代から。

火傷に特によく効くとされ、隣接する川治温泉と合わせて、傷は川治、火傷は滝(鬼怒川温泉)と呼ばれていたそうです。

1960年代頃から大型ホテルやレジャー施設の開発が進み、現在のような巨大な温泉街となりました。団体旅行が主流だったバブル当時は大いに栄えましたが、最近は廃虚ホテル群でも名が知れるほど廃業した旅館やホテルも多いです。

とはいっても、現在でも多くのホテルや旅館が林立しにぎやなか温泉街となっています。

 

5.外観・館内・お風呂

 


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一心舘は鬼怒川温泉の中心部にあるホテル。

鬼怒川温泉ホテルと鬼怒川プラザホテルに挟まれた場所にあります。

客室数は40室で鬼怒川温泉では小さめの部類。

玄関側から見ると3階建てですが、


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川沿いから見るとなかなか大きなホテルです。


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隣りにあるこのデカいホテルは鬼怒川プラザホテル。

一心舘と隣同士でぴったり接しているため、最初は同じホテルかと思っていました。


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玄関エントランス。和傘がきのこのように壺に刺さっています。


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外観はちょっと古めかしい感じもしましたが、ロビーは和風に統一され、改装されたばかりなのか、かなりキレイです。


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売店もちょっとオシャレな感じになっています。

さながら高級和風旅館のオーラ。


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ここがフロント。入浴料はなんと1700円!!

超お高め。


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レンタルバスタオルとフェイスタオルはセットでついています。


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日帰り入浴時間は12時〜21時までと長いのですが、曜日や混雑度によっては16時までだったり、12時からだったりとバラバラ。

なかなかタイミングが合わず、3度目にしてやっとの入館。

 

ちなみに鬼怒川温泉で日帰り入浴料が1500円を超えるのは、ここと鬼怒川観光ホテルだけです。


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ロビーは3階にあって、お風呂は1階になります。


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一階お風呂フロアへ到着。


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お風呂入り口。一心舘のお風呂は趣向を凝らしたクアハウス風。

クアハウスとは温泉療養のことだそうで、療養に特化した一風変わったお風呂なのです。


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なので男女別のロッカールームもあります。

ロビーは和風な感じでしたが、このあたりは全然違う雰囲気です。


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鬼怒川温泉のホテルでよく目にするフロア案内看板。


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かかしがご案内。奥側が男性用のお風呂。


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休憩スペースにはフリーの落書きコーナーもありました。

左隅には個人情報丸出しの落書きがあったのでカット。


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お風呂に併設でトレーニングスペース。

このあたりからクアハウス感出してきます。


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男湯入口。


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脱衣所。


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洗面台。


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脱衣所に何やらびっしり書かれています。

最初ちょっと驚きましたが、お風呂の入浴時間や回る順番などがコースごとに書かれていました。

一般健康人コースや、ストレス解消コース、美容コース、腰痛解消コース、肩こり解消コースなどなど。

正直、入る順番や時間でそんなに効能が違うのかはわかりませんが、よく考えられていて面白い。


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さっそくお風呂へ。白いタイルの浴室です。

あちらこちらに色々なお風呂がのぞいています。


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カラン。


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まずはかぶり湯。

頭からお湯をかけるかぶり湯のスタイルは、那須湯本温泉の伝統的な入浴法でもあります。左右でぬるめと熱めに分かれています。


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どのコースでも最初はかぶり湯です。


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これは箱むし風呂。鬼怒川温泉でこれにお目にかかれるとは感動です。北東北によくあるスタイルで、後生掛温泉などが有名。

栃木県ではここだけだと思います。


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ここに座って、蒸し饅頭のように蒸かされます。

ヒノキのいい匂いがします。

「発汗作用が激しく、新陳代謝が促される」そう。


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中央にある休憩用の長椅子。バックに何か書いてありますが、意味はちょっとわかりません。


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真ん中にあるのはメイン浴槽と思われるお風呂。

説明書きには全身浴と部分浴と書いてありました。

部分浴はこの段差のところに腰を掛けて入るスタイル。

ここだけ、おそらくわざと熱めに設定されていました。

発汗作用を促すそう。


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次は円形のこの浴槽。 ワールプールと書かれています。


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ジェットバスになっていて、このアナログなスイッチを押すと、


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こんな感じでジェットが6分間に出てきます。

ジェットの刺激で血流がよくなるとのこと。


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次はこちらのお風呂。泡沫浴と寝湯と書いてあります。

泡はマッサージ効果が、寝湯は鎮静、鎮痛効果があるそう。


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気持ち良く寝れるようここは少しぬるめに設定されていました。


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最後は一番奥にある露天風呂。


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ここは立ち湯になっています。


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腰をかけるスペースも3つあり。


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露天風呂ですが、景色は微妙です。

対岸に見えるのは有名な廃ホテルである鬼怒川観光ホテル東館。


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泉質はアルカリ性単純温泉鬼怒川温泉の大型ホテルなので、かけ流しとは行きませんが、こちらは一心舘でしか使用していない自家源泉です。鬼怒川温泉でも自家源泉を持つ宿は数件ほどしかありません。

ほんの少し鉄分を含むのが特徴で、湯口の周りは少し赤茶けています。

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。

こちらは315mgのため、単純温泉です。

 

またpH8.5以上でアルカリ性とつきますが、こちらはpH8.6のため、ぎりぎりアルカリ性単純温泉になります。

 

単純温泉と言っても何も入っていないわけではなく、もし1000mgを超えていれば、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉になる温泉。泉質的には芒硝と石膏を主成分とする温泉です。