大露天風呂の日記

現在647湯掲載 旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

湯岐温泉 和泉屋旅館 湧きたてホヤホヤの極上のぬる湯に日帰り入浴

和泉屋旅館

 

1.入浴時間・料金・混雑度

 
○日帰り入浴時間 10:00〜13:30

○日帰り入浴料金 600円 
○露天風呂    なし
○お風呂の数     内湯(男1・女1・混浴1)

○客室数     10室

○タオル     300円(ロゴあり)

○公式HP     https://yujimata-izumiya.net/hotspring/  

○混雑度        ほとんど誰にも会わない

○個人的オススメ度 ★★★★☆

 

2.場所・電話番号

 

 〇住所 福島県東白川郡塙町湯岐17

〇電話番号   0247-43-0170

 

 

 

3.泉質

 

■源泉   和泉屋混合泉

■泉質   アルカリ性単純温泉

■温度               38.6度

■成分総計  177mg      pH9.64

 

4.湯岐温泉について

 


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湯岐(ゆじまた)温泉は福島県南部の茨城県に近い塙町にある秘湯。開湯は室町時代の1534年。和泉屋旅館の先祖が鹿が花崗岩の割れ目から湧き出る湯に遣っているところを発見したのが始まりと言われています。花崗岩の割れ目から、2本に分かれてお湯が流れ出ていたことから、「ゆじまた」という名前になったそうです。水戸藩の学者藤田東湖もこの温泉を訪れています。かつては山形屋、和泉屋、井桁屋と3件の旅館がありましたが、現在は井桁屋を除く2件のみ。山の急斜面に沿って旅館が並ぶ静かな温泉地です。

 

5.外観・館内・お風呂

 


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和泉屋旅館は湯岐温泉の中腹にある温泉。山形屋とは少し距離があります。ちょっと大きな民家のような外観です。

 

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帳場。入浴料は600円。

和泉屋旅館は同じ湯岐温泉の山形屋ほど日帰り入浴には積極的ではありません。日帰り入浴は事前予約制です。


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事前予約制ですが、当日行く前に電話を一本いれればオッケイです。


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和泉屋旅館は代々湯岐温泉の湯守に任命され、棚倉藩のお殿様も訪れ、温泉を堪能していました。これはその由緒書き。


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タオルは300円もしますが、ロゴあり、袋と歯ブラシ付きです。


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「はじめてですか?」と女将さん。常連さんが多いのかもしれません。ちなみに私は二回目です。お風呂の位置は把握済み。


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廊下を進んで右に折れるとお風呂です。


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お風呂は2箇所あります。

混浴の鹿の湯と男女別の八幡の湯です。 どちらも露天風呂はありません。八幡の湯は小さめです。


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メインは鹿の湯。

「鹿の湯入られますよね?」と女将さんに聞かれたので、即答で鹿の湯を所望しました。事前予約制なので事実上貸し切りに近い形で利用させてくれます。

この時、鹿の湯には従業員の方が入っていたようですが、タイミングを見計らって上がっていただいたようです。ありがたい。


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脱衣所。混浴ですが、脱衣所はしっかり男女別です。

電気は人感センサーのようで、人がいなくなったり、じっとしていると勝手に消えます。


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こちらが鹿の湯の浴室。大小2つの湯船が見えますが、奥が加温している浴槽、手前が源泉そのままのぬる湯です。


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山形屋のようにお風呂の中に巨大な岩が沈んでいたりはしませんが、和泉屋の源泉も花崗岩からしみ出した、湧きたてのお湯。

山形屋と和泉屋は源泉が異なり、特徴は似ていますが、

微妙に違います。


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和泉屋の源泉は山形屋と異なり、アルカリ性温泉特有のぬるぬる感を少し感じます。

その代わり、山形屋の源泉のような弱い硫黄の玉子味はしません。

源泉は39度と絶妙な温度で、永遠にお湯につかれるような気持ちよさがあります。


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カラン。


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ちなみに八幡の湯はこちら。鹿の湯と比べるとかなり小さめです。

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。

こちらは177mgのため、単純温泉です。

 

またpH8.5以上でアルカリ性とつきますが、こちらはpH9.64のため、アルカリ性単純温泉になります。

 

7.湯岐温泉の日帰り入浴可能な旅館リスト

日帰り入浴時間は変更になる場合があるので、事前の電話連絡をオススメします。

 

 

旅館名 時間 料金 紹介記事
山形屋旅館 9:00~15:00 500円

www.dairotenburo.com


和泉屋旅館 10:00~13:30 600円  

www.dairotenburo.com