大露天風呂の日記

現在647湯掲載 旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

湯岐温泉 山形屋旅館 花崗岩からしみ出す極上のぬる湯に日帰り入浴

山形屋旅館

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度

 
○日帰り入浴時間 8:00〜15:00 

         女性専用時間9:00〜10:00及び14:00〜15:00

○日帰り入浴料金 500円 
○露天風呂    なし
○お風呂の数      内湯岩風呂(混浴1)

         内湯(貸切1)

○客室数     10室

○タオル     300円(ロゴあり)

○公式HP     https://yujimata-yamagataya.jp/

○混雑度        お風呂で会った人数 1人

○個人的オススメ度 ★★★★★

 

2.場所・電話番号

 

 〇住所 福島県東白川郡塙町湯岐31

〇電話番号   0247-43-1370

 

 

 

3.泉質

 

■源泉   山形屋混合泉

■泉質   アルカリ性単純温泉

■温度               39.3度

■成分総計  173mg      pH9.63

 

4.湯岐温泉について

 


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湯岐(ゆじまた)温泉は福島県南部の茨城県に近い塙町にある秘湯。開湯は室町時代の1534年。鹿が花崗岩の割れ目から湧き出る湯に遣っているところを発見したのが始まりと言われています。花崗岩の割れ目から、2本に分かれてお湯が流れ出ていたことから、「ゆじまた」という名前になったそうです。かつては山形屋、和泉屋、井桁屋と3件の旅館がありましたが、現在は井桁屋を除く2件のみ。山の急斜面に沿って旅館が並ぶ静かな温泉地です。

 

5.外観・館内・お風呂

 


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山形屋旅館は湯岐温泉の一番上に位置する旅館。

山間にひっそりと佇み、まさに秘湯といった雰囲気です。


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入浴料は500円。山形屋旅館の名物はなんと行っても自噴の岩風呂。

基本的には混浴ですが、受付開始後と終了前の一時間は女性専用タイムになります。

山形屋はいわゆる一般的な内湯はないので、逆に言うとこの時間帯は男性が入れるお風呂がなくなります。

一応、日帰り入浴でも利用できる貸切風呂もありますが、こちらは別料金で1000円。せっかく来たのなら岩風呂に入りたいところ。


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タオルは300円で、巾着袋付き。ロゴありです。


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岩風呂は旅館とは別棟で、玄関前にあるこちらの建物。

共同浴場のような雰囲気ですが、山形屋専用のお風呂です。


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脱衣所。男女別ではないので、混浴と言っても女性の方はハードル高いと思います。


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こちらが名物の岩風呂。岩の上にそのまま建物を立てたような感じです。すばらしいお風呂。


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泉質はアルカリ性単純温泉。美しいまでに澄み切ったお湯が湯船にたたたえられています。周りのタイルもいい感じの雰囲気です。

アルカリ性ですが、ぬるぬる感はほとんど感じません。

味は少し硫黄のような玉子味を感じる甘みのあるお湯。


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温泉名の由来ともなっている岩がお風呂の半分をしめます。


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よく見ると岩に切れ込みが入っています。


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ここから湧き出すお湯は39度と絶妙なぬるさ。湧き出した瞬間のお湯を、かけ流しで楽しめる贅沢この上ない温泉なのです。


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めちゃめちゃぬるいというわけではなく、「あーずっと入っていられるなあ」くらいの温度。じわじわあたたまります。

お風呂からあがりたくなくなるくらいの、気持ちの良いお湯。


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お湯は成分的には薄く、特徴もそんなにあるお湯ではないはずですが、湯岐温泉は不思議としっかりとした浴感があり、強い温泉に入った後のような疲れを感じるすごいお湯です。


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カランは貧弱です。ひとつのみで鏡などはありません。


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お風呂の中には何故か漬物石。階段代わり?に使っているようでした。

 

6.温泉分析書の説明


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溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。

こちらは173mgのため、単純温泉です。

 

またpH8.5以上でアルカリ性とつきますが、こちらはpH9.63のため、アルカリ性単純温泉になります。

 

7.湯岐温泉の日帰り入浴可能な旅館リスト

日帰り入浴時間は変更になる場合があるので、事前の電話連絡をオススメします。

 

 

旅館名 時間 料金 紹介記事
山形屋旅館 9:00~15:00 500円

www.dairotenburo.com


和泉屋旅館 10:00~13:30 600円  

www.dairotenburo.com