こんな人におすすめ
・眺めの良いお風呂に入りたい
・設備充実のホテルで入浴したい
・たくさんのお風呂に入りたい
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
10:30〜22:00
▶日帰り入浴料
1000円
▶タオル
150円(ロゴあり)
▶お風呂の数
平日800円 土日900円
▶サウナ
なし
▶住所
▶電話番号
024-591-1115
花月ハイランドホテルの外観と館内
花月ハイランドホテルは高湯温泉で最も奥に位置するホテル。客室数69室で高湯温泉で一番大きなホテルです。三角屋根が印象的なロッジ風の本館、「ハイランドホテル」という名前があまり似合わない純和風の南館からなります。
昔は三角屋根の本館だけでしたが、いつの間にやらこんな立派な新館ができていてびっくり。
エントランスには三越の玄関ような置物がありました。
マスクしてますね。
日帰り入浴にも積極的。日帰り入浴時間が短い旅館が多い高湯温泉にあって、夜22時まで入浴できる気前の良さ。
高湯温泉の良質なお湯を求めて、多くの日帰り入浴客も訪れますので、玄関には日帰り入浴専用の券売機があります。
入浴料は900円。平日はちょっぴり安くて800円。
タオルは150円でバッチリロゴ入りです。
ここでスリッパに履き替えます。
山奥とは思えないくらい結構立派なロビーです。
麓の庭坂に移転させられていた頃の高湯温泉の絵図がありました。
花月ハイランドホテルの温泉
お風呂は2箇所あり、露天風呂と大浴場は離れています。
どちらも1階にありますが、まずは一番近い露天風呂から。
露天風呂入り口。杜(もり)の湯という名前です。
洗面台。
カラン。
ここは露天風呂ですが、よくあるお風呂だけパターンではなく、脱衣所やカランなど全て揃っていますので、大浴場に行かずともここだけで完結できます。リニューアルされたばかりのようで、ピカピカです。
こちらが露天風呂。乳白色のこれぞ温泉という色と濃厚な硫黄臭を兼ね備えたお湯。高湯温泉は万座温泉、月岡温泉に次ぐ全国3位と呼ばれる硫黄含有量を有する温泉。うち月岡温泉は少し特殊で白濁していないため、白濁の硫黄泉部門では全国2位ということになります。と言っても各旅館で源泉が異なり、硫黄の含有量も様々。一概に全国2位とは言えません。
泉質は酸性-含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩泉。
硫黄分の多さで有名ですが、実は酸性泉でもあります。なめると硫黄の玉子味とともに、わずかな酸味があります。
お湯は結構熱めです。個人的には高湯温泉の各旅館の中で一番熱かったような気がします。
目隠が少し邪魔ですが、空中露天風呂と銘打っているだけあって、露天風呂の外には磐梯吾妻スカイラインが走る吾妻連峰がよく見えます。
続いて大浴場へ。ピカピカの和風な廊下を奥ヘ奥へと進みます。
廊下の突き当りが大浴場です。
広い脱衣所。
ずらりと並んだ洗面台。さすが高湯温泉で一番大きいホテル。
こちらが大浴場。
緑が乳白色の美しいお湯に映えます。
花月ハイランドホテルの源泉は高湯温泉でも高濃度の硫黄の含有量が特徴。日帰り入浴可能な旅館の中では、静心山荘に次ぐ含有量。
その他に石膏分も含むお湯です。
硫黄は皮膚から吸収されやすく、血管拡張作用があるため、冷え性や高血圧症に効能があるほか、強い殺菌作用や解毒作用も有します。
痛風にも効能があるとか。
大浴場のカラン。
以上、花月ハイランドホテルの日帰り入浴と宿泊情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
高湯温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
花月ハイランドホテルは高湯温泉では唯一の大型ホテル。
ホテルながら源泉かけ流しというのも魅力。
お風呂や館内はひなびた感じはなく、非常にきれいです。
玉子湯や安達屋などと比べると、混みあわず入浴できます。
花月ハイランドホテルの泉質と効能
✓源泉 湯花沢3番源泉
✓温度 49.1度(高温泉)
✓pH値 2.6(酸性泉)
✓成分総計 1659mg
✓効能 きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、糖尿病、表皮化膿症