大露天風呂の日記

旅館好きの温泉ソムリエのブログ 各温泉の日帰り入浴情報を全旅館紹介します

鬼怒川温泉 きぬの宿志季大瀞 アニメの聖地の絶景温泉で日帰り入浴

きぬの宿志季大瀞

 

 

 

入浴時間・料金・混雑度


○日帰り入浴時間 12:00〜19:00
○日帰り入浴料金 600円
○露天風呂    あり
○お風呂の数   内湯露天(男1・女1)

○客室数     6室

○タオル     フェイスタオル 220円(ロゴなし)

○公式HP     https://shikiootoro.com/

○混雑度     ほとんど誰にも会わない(平日)

○個人的オススメ度 ★★★☆☆

 

場所・電話番号
 

 〇住所 栃木県日光市小佐越1-42

〇電話番号   0288-76-3855

 

 

 

3.泉質


 
不明(温泉分析書掲示なし)

おそらくアルカリ性単純温泉

 

鬼怒川温泉ってこんなところ

 


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鬼怒川温泉は言わずと知れた栃木を代表する巨大温泉地。


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熱海、箱根と並び東京の奥座敷と称され、超大型ホテルや旅館が鬼怒川の渓谷沿いに林立し、日本有数の収容力を誇ります。

温泉の歴史は意外と浅く、江戸時代の1691年に沼尾重兵衛という方が、鬼怒川の右岸に源泉を発見したことからと言われています。なので東照宮が完成した当時はまだ鬼怒川温泉はなかったことになります。

その後、鬼怒川温泉は幕府の直轄となり、東照宮に参拝する大名や僧侶など身分の高い限られた人しか浸かることの許されない、由緒正しき温泉でした。庶民が鬼怒川温泉に入れるようになったのは

明治時代から。

当時は鬼怒川温泉ではなく滝温泉や麻屋温泉などと呼ばれていました。

火傷に特によく効くとされ、隣接する川治温泉と合わせて、傷は川治、火傷は滝(鬼怒川温泉)と呼ばれていたそうです。

1927年には東京と結ぶ鉄道が開通し、1960年代頃から大型ホテルやレジャー施設の開発が進み、現在のような巨大な温泉街となりました。団体旅行が主流だったバブル当時は大いに栄えましたが、最近は廃虚ホテル群でも名が知れるほど廃業した旅館やホテルも多いです。

とはいっても、現在でも多くのホテルや旅館が林立しにぎやなか温泉街となっています。

 

小さな和風旅館です



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きぬの宿志季大瀞(しきおおとろ)は鬼怒川温泉の入り口部分にある小さな旅館。大型ホテルが多い鬼怒川温泉にあって、客室数6室の数少ない小ぢんまりした旅館です。


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国道121号沿いに大きな看板があります。

トリックアートミュージアムの目の前です。


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玄関。なんの壺でしょうか。


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日帰り入浴にも積極的で、玄関には日帰りプランの案内があります。

食事付きや客室休憩付きの日帰り入浴プランもあるようです。


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フロント。明るい女将さんが出てきて、日帰り入浴を乞うと「どうぞー!」と歓迎してくれました。入浴料は600円で鬼怒川温泉ではかなり良心的な価格設定。


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タオルは220円で買えますが、ロゴ無しです。

 

人気アニメに登場します

 


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フロントには何やらアニメ関係のグッズが売られています。

どうやら女子アイスホッケーを題材としたプラオレ!というアニメにこの旅館がそっくりそのままの形で出てくるようです。


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それにちなんで、館内の至るところにプラオレ関連のグッズが所狭しとならびます。


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こちらアニメの聖地巡礼マップとガチなアイスホッケーのチケット案内。この旅館でアニメの鑑賞会なんかもやっていたみたいです。

それにしてもなんでこの旅館が舞台になったのか、すごく気になります。


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お風呂の入り口。奥が女湯です。

 

シンプルで綺麗なお風呂


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ピカピカの脱衣所。


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こちらが内湯。白いタイルの明るい浴室です。

温泉分析書を見つけられなかったため、詳細な泉質は不明ですが、一般的な鬼怒川温泉の源泉のはずですので、アルカリ性単純温泉だと思います。無味無臭でクセがなく、柔らかいお湯。


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カランは3つあります。

 

鬼怒川を望む景色の良い露天風呂


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続いて露天風呂。石造りの浴槽です。


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お風呂からは鬼怒川の大瀞(おおとろ)と呼ばれる景色が一望できます。「瀞」とは川の流れが穏やかになっているところで、宿の名前にもなっています。グリーンで穏やかな鬼怒川の流れは珍しい景色。

鬼怒川温泉のホテルから望む鬼怒川は、岩肌むき出しで荒々しい流れが多いです。


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露天風呂の外にはユリがたくさん咲いていて、お風呂に入っていると香りが漂ってきます。お湯はとても適温でした。


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ユリは玄関前にもたくさん咲いておりました。

 

 

鬼怒川温泉の日帰り入浴可能な旅館リスト

日帰り入浴時間は変更になる場合がありますので、事前の電話連絡をおすすめします。

鬼怒川温泉は主に午後から日帰り入浴受付開始の旅館が多く、午前中に日帰り入浴可能な旅館は少ないです。一方、夜は比較的遅い時間まで受け付けているところも多く、

14時~19時くらいの時間がベストタイム。鬼怒川温泉で一番人気を誇るあさやホテルは2014年から日帰り入浴不可になっています。

 

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