大露天風呂の日記

旅館好きの温泉ソムリエのブログ 各温泉の日帰り入浴情報を全旅館紹介します

八溝温泉 緑がまぶしい半露天風呂に日帰り入浴

 

八溝温泉

 

1.入浴時間・料金・混雑度

○日帰り入浴時間 10:00〜18:00(土日のみ営業)
○日帰り入浴料金 500円
○露天風呂    なし
○お風呂の数   内湯(男1・女1)

○タオル     250円(ロゴあり)

○公式HP      なし

○混雑度     お風呂で会った人数 2人

○個人的オススメ度 ★★★☆☆

 

2.場所・電話番号

〇住所 栃木県那須郡那珂川町久那瀬1631

〇電話番号   0287-92-3584

 

 

3.泉質

■源泉    八溝温泉

■泉質    アルカリ性単純温泉

■温度                29.6度

■成分総計  410mg      pH8.9

 

4.八溝温泉について


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八溝温泉は栃木県東部の那珂川町にある温泉。温泉は新しく、平成元年のボーリング調査で湧出した温泉です。八溝温泉という名前から、茨城県八溝山を思い浮かますが、れっきとした栃木の温泉です。茨城県の大子温泉などには「やみぞ」と名前を冠したホテルが何箇所かあるので、私も茨城県にあるものと思い込んでいました。

場所的には同じ那珂川町の馬頭温泉に近いため、しばしば馬頭温泉郷のひとつとして数えられることもあります。

 

5.外観・館内・お風呂


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八溝温泉は那珂川の支流武茂川沿いの森の中にあります。

外観はこんな感じです。写真左に見える建物が受付。

旅館というわけではなく、日帰り入浴専門で営業しているようでした。ここ最近は平日は営業していないようで、土日のみの営業だそう。


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看板にも蔦が絡まり、森の中の温泉という感じです。

八溝温泉には那珂川清流鉄道とあちらこちらかに書かれていました。

那珂川清流鉄道とは近くにある八溝会館という葬祭場を運営する会社が、趣味で集めたと思われる鉄道車両を展示している施設のようでした。八溝温泉も那珂川清流鉄道の経営だと思います。ちなみに那珂川町に鉄道は昔も今もありません。

 


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受付。なんというか、キャンプ場の中にある厨房のような建物。八溝温泉はパッと見温泉には全然見えません。まさにキャンプ場。

入浴料は500円です。

バイクも何台かとまっていたので、ツーリングがてら温泉に入る人も多いのかもしれません。


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厨房の中にちらっと見えたこちらが販売用のフェイスタオル。


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250円でロゴ入りです。ちょっと高いようですが、ふかふかのいいタオルでした。黄色とピンクとオレンジ色から選べます。

写真はわかりにくいですが、黄色のタオル。


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お風呂も離れの湯小屋になります。受付棟から右へ杉林の中を進みます。正面がお風呂です。


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お風呂へ向かう前に、受付の女将さんから、うちはロッカーがないので財布は車の中に入れるようにと強く言われます。

盗難が多いそうです。

お風呂の中に怖そうなおじさんが入っていたので、何回か脱衣所に戻り自分の荷物を確認。疑ってすみません。

 


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こちらがお風呂棟。右側が男湯で左側が女湯です。

脱衣所は木造でひなびた温泉地の共同浴場のような雰囲気でした。


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お風呂は内湯のみです。周囲は竹林と杉木立に囲まれていて、浴槽にまぶしいくらいに緑が映えます。


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内湯ですが、このように窓を開け放てば、半露天風呂のようになります。蝉の鳴き声と武茂川から吹き上げてくる風がお風呂に入ってきて、とても気持ち良いです。


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カランは3つ。


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泉質はアルカリ性単純温泉。近郷の馬頭温泉と似たような泉質ですが、馬頭温泉ほどの強アルカリ性ではないため、お湯にぬるぬる感はありません。無味無臭です。


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湯口の付近にはジェットバスが2つあります。

浴槽は白ペンキを塗ったような独特な質感。触り心地が面白い。

湯温は適温です。源泉は29度と低いため、加温しています。


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お風呂の外からの景色。下はおそらく武茂川。竹林がいい雰囲気です。


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お風呂上がりにしばし敷地内を散策。お風呂棟の横にもお風呂のような建物が。現在は男女別のトイレになっていましたが、昔は露天風呂だったようです。調べてみると、かつては内湯と露天風呂で別料金のシステムだったよう。中が少し見えましたが、お湯が張っていない露天風呂がしっかり残っていました。再開予定があるのかどうかはわかりません。


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右の建物は食堂のような建物で、奥に見えるのは先程の受付棟。

かつては猫も何匹かいたようですが、この日だけなのか全然みあたりませんでした。ちょっと期待していたので残念。


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食堂内部。案外広くてびっくり。鮎のヤナ場のような感じですね。


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休憩スポット。こちらで寝ているおじさんもおりました。


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敷地内には神社までありました。

 

6.温泉分析書の説明


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溶存物質が1000mg未満の場合は、単純温泉となりますが、こちらは410mgと少ないため、単純温泉になります。

また、pHが8.5以上あれば、アルカリ性とつきますので、アルカリ性単純温泉

ちなみにぬるぬる感の強い馬頭温泉郷はpH9.4くらい。

経験的にpHが9以上ないと明らかなぬるぬる感はありません。

 

単純温泉といっても何も成分がないわけではありません。

もし溶存物質が1000mgを超えていれば、ナトリウム-炭酸水素塩泉つまり重曹泉となる温泉です。

成分のほとんどは重曹で、他の特徴はあまりありません。重曹が主成分なのは馬頭温泉郷の他の温泉の泉質と同じで、泉質的にも八溝温泉は馬頭温泉郷に近いことがわかります。