大露天風呂の日記

旅館大好き温泉ソムリエのブログ 日帰り入浴情報と泉質を解説します

蔵王温泉 ホテルルーセントタカミヤ 酸っぱすぎる硫黄泉に日帰り入浴

テルルーセントタカミヤ

日帰り入浴時間 13:00〜17:00
日帰り入浴料金 800円
露天風呂    あり
お風呂の数   内湯露天(男1・女1)

タオル     200円(ロゴあり)

客室数     60室

 

源泉  南地区給湯組合源泉(高見屋1号源泉・近江屋1号源泉・

    海老屋山形屋源泉・海老屋源泉・松金屋源泉・川原湯源泉)

泉質  酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉

温度               51.3度

成分総計  2690mg      pH1.9


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蔵王温泉の起源は1900年ほど前。日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征に随行していた吉備多賀由(きびのたかゆ)が偶然発見し、矢の毒がたちまち全快したと伝えれています。神話時代の話なのでどこまでが本当かはわかりませんが、山形県最古の温泉と言われています。長らく最上高湯などと呼ばれていましたが、1950年に蔵王温泉に改称しました。


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テルルーセントタカミヤは蔵王温泉の南側に位置するホテル。

客室数は60室で蔵王温泉では大きめ。

タカミヤグループの一員です。

駐車するや否やホテルマンが飛んできました。

このパターンは日帰り入浴お断りが多いのですがロビーまで無事案内していただきました。


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ロビー。入浴料は800円。全館貸切利用の日もあるそうで、その場合は日帰り入浴不可とのこと。


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タカミヤグループのタオル。歯ブラシ付。


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お風呂は地おしゃれな階段を下りて地下1階へ。


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浴室入口。
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脱衣所。


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広い浴室。手前のひのき風呂は温泉ではなく沸かし湯。

あがり湯という位置づけなんだと思われます。

奥に見えるのが温泉のお風呂。


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洗い場を挟んでお風呂があるという面白い構造。


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蔵王温泉は強酸性の温泉。源泉の数が多くそれぞれ微妙に色合いなどご異なるのも蔵王温泉の面白いところ。


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共通するのは強酸性でアルミニウム硫酸塩が主成分であることが多いこと。硫酸アルミニウムは明礬泉と呼ばれていた泉質です。

またこちらの源泉は鉄分の含有量が比較的多め。硫酸鉄は青緑色を呈するので岩にこびりついた青緑色の温泉成分はこれだと思われます。


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硫黄(硫化水素)分は蔵王温泉では平均的な含有量ですが、

お湯は少し濁りがあります。

 

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露天風呂もあります。蔵王温泉は切り傷や皮膚病、胃腸病などに効能あり。強酸やアルミニウムは強い殺菌作用があり、傷口にはかなり染みますがあっという間に治ります。


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pHは1.9。酸っぱさはかなりのものですがまずくはなく、キツイですが爽やかな酸味。


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【温泉分析書のみかた】

溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはアルミニウム、陰イオンは硫酸塩と塩化物イオンが20%を超えるので、アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉。

特殊成分として、水素イオンを1mg以上含むと酸性泉となりますが、こちらは8mg。蔵王温泉では少ない方。

また硫黄分を2mg以上含むと硫黄泉となりますが、こちらは11mg含みます。以上より酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉となります。