こんな人におすすめ
・源泉かけ流しの温泉に入りたい
・混みあわずにゆっくり入りたい
・足湯も楽しみたい
営業情報とアクセス
▶日帰り入浴時間
11:00〜14:30
▶日帰り入浴料
500円
▶タオル
200円(ロゴあり)
▶お風呂の数
内湯(男1・女1)
▶サウナ
なし
▶住所
▶電話番号
023-694-2288
季の里の外観と館内
季の里(きのさと)は蔵王温泉の中でも一番下流側に位置するホテル。
冬期の蔵王温泉の大敵である凍結したツルツル急坂などもなく、冬でも安心して行ける場所にあります。
見た目は高級和風旅館といった感じ。
蔵王温泉は結構高めな日帰り入浴料金の所も多く、建物の感じから1000円くらいを覚悟していましたが、思いのほか安くて500円。
タオルはロゴ入りで200円。
季の里の温泉
浴室はホテルから少し離れたところにあるこの小屋です。
と言ってもそんなに離れているわけではなく駐車場を挟んで向かいくらい。
ホテルの建物内にもお風呂はあるのですが、こちらは温泉ではなく沸かし湯。温泉の浴室を建物からわざわざ離しているのは、蔵王温泉の硫化水素や強酸性のお湯が機械を腐食させるためなのだそう。
湯小屋の入り口には足湯があります。
鍵などはかかっておらず、受付で入浴料を支払えば自由に入浴できます。
木のぬくもりあふれる脱衣所。蔵王温泉は強酸性のお湯が金属を腐食させるため、こうした木造の湯小屋が多いのが特徴。どこの旅館に行ってもほとんどこうした木造のお風呂なのでぜひ注目してみてください。
浴室は内湯のみ。いかにも外に露天風呂がありそうなんですが、フェイントです。外には出れますが何にもありません。お湯は少し熱めです。
泉質は酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉。
蔵王温泉は強酸性の温泉でかなり酸っぱい味がします。
蔵王温泉は各旅館によって微妙に源泉が異なり、濁りの有無や酸性度などに違いがあります。こちらは6本もの源泉をブレンドしたお湯。
成分総計や酸性度、硫黄分は蔵王温泉の中でも平均的な数値ですが、
浴槽の底には白い湯の花が沈殿していて、入ると巻き上げられ白く白濁します。
また、アルミニウム含有量が蔵王温泉でも有数。含有量は100mgを超え、アルミニウム泉としての基準も満たします。ちなみにアルミニウム泉は殺菌効果に優れます。
ちょっとシルキーな青白いお湯。慢性皮膚病や水虫などに特効があります。筆者も足の甲に擦り傷があったのですが、あっという間に治りました。ただし傷口にものすごく染みます。
カランは一つのみ。旅館規模からは少し小さめな気がします。
以上、季の里の日帰り入浴情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
蔵王温泉に日帰りで訪れた際の参考にしていただければ幸いです
日帰り入浴してみた感想まとめ
季の里は離れの湯小屋にお風呂があります。
小さな半露天風呂のみで、落ち着いた貸切風呂のような雰囲気。
誰にも会わずにゆっくり入浴できました。
季の里の泉質と効能
✓源泉 高見屋1号源泉・近江屋1号源泉・海老屋源泉・海老屋山形屋源泉・ 松金屋源泉・川原屋源泉
✓温度 51.6度(高温泉)
✓pH値 2.1(酸性泉)
✓成分総計 2414mg
✓効能 アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、表皮化膿症、慢性湿疹、きりきず、皮膚乾燥症、冷え性、末梢循環障害、糖尿病、うつ状態