大露天風呂の日記

旅館大好き温泉ソムリエのブログ 日帰り入浴情報と泉質を解説します

岳温泉 花かんざし 木の香り溢れるピカピカ露天風呂で日帰り入浴

花かんざし

日帰り入浴時間 13:00〜15:00
日帰り入浴料金 1000円
露天風呂    あり
お風呂の数   内湯露天(男1・女1)

客室数     8室

 

源泉    元湯1の2、1の3、2の2、3の2、3の3号源泉

泉質    単純酸性泉

温度                56.7度

成分総計  632mg      pH2.5


f:id:zenigame1:20220414201727j:image

 

岳温泉安達太良山山麓にある高原の温泉。

その歴史は古く、室町時代の1496年に狩人によって発見されたと言われています。岳温泉は度重なる災難に遭っては何度も復興してきた

温泉。

 

もともとは安達太良山頂に近い現在のくろがね温泉小屋付近にあり、陽日(ゆい)温泉と称して江戸時代には大いに賑わいますが、1825年に大規模な土砂崩れにより多数の死傷者を出して全滅。

その後、現在の岳温泉より少し北側まで引湯し、十文字岳温泉として再興しますが、これも戊辰戦争により焼き払われます。その後は現在よりも南の位置に深堀温泉として小規模に再興しますが、1903年大火により全焼します。ようやく1906年に現在の位置に岳温泉が再興され、現在に至りますが、東日本大震災で建物や風評被害を受け多くの旅館が倒産してしまいました。

現在は11件の旅館があり、ほんどの旅館で日帰り入浴可能。


f:id:zenigame1:20220414201802j:image

花かんざしは岳温泉のメインストリートであるヒマラヤ大通りに面する高級旅館。客室数はわすが8室です。


f:id:zenigame1:20220414201905j:image

宿の公式HPでは入浴のみは不可となっていますが、実際は快く受付けてくれます。ロビーは土間になっていてスタイリッシュなゲストハウスのような雰囲気。入浴料は1000円。


f:id:zenigame1:20220414202051j:image

入浴料を支払い、靴を脱いで土間から上がるといきなり和の雰囲気。f:id:zenigame1:20220414202223j:image

畳敷きの廊下をぐんぐん進みます。


f:id:zenigame1:20220414202357j:image

こういう天井があると高級感あります。


f:id:zenigame1:20220414204519j:image

照明もかっこいい。


f:id:zenigame1:20220414202444j:image

途中にあるお休み処。


f:id:zenigame1:20220414202516j:image

冷水が飲めます。


f:id:zenigame1:20220414202543j:image

紙コップではなく、なんと切子のグラス。


f:id:zenigame1:20220414202731j:image

殿方浴室入口。


f:id:zenigame1:20220414202819j:image

試験管のような瓶に生けられた花もキレイです。


f:id:zenigame1:20220414202928j:image

タオルは脱衣所から自由にとるスタイル。


f:id:zenigame1:20220414203012j:image

脱衣所。なにやらお香の香りが漂っています。


f:id:zenigame1:20220414203049j:image

洗面台。


f:id:zenigame1:20220414203146j:image

内湯。源泉かけ流しです。

ぬる目でいつまでも入れる気持ちのいい温度ですが、日によっては熱い日もあるそうで、その場合は加水してよいとのこと。


f:id:zenigame1:20220414203829j:image

カランのアメニティも高そうに見えます。


f:id:zenigame1:20220414203319j:image

泉質は酸性泉。

竹筒に一度お湯を流し入れる工夫された湯口。

たぶん熱くならないように調整してるのだと思います。

岳温泉は標高1500mのくろがね温泉小屋付近に7箇所の源泉が点在しており、それらを集めて、そこから実に8kmにもなる日本一の長さを木管で引湯しているため、お湯が揉まれてまろやかになると言われています。効能は強い殺菌効果から湿疹や皮膚炎、肌の角質を溶かすため美肌の湯としても有名です。


f:id:zenigame1:20220414203532j:image

露天風呂。できたばかりなのか木の香りあふれるピッカピカのお風呂でした。


f:id:zenigame1:20220414203622j:image

内湯は透明な青緑色でしたが、露天風呂は透明に近い色。

味は内湯も露天もしっかり酸っぱく、雑味のない美味しい味。

砂糖入れたら結構イケる味になるんじゃないかと思います。


f:id:zenigame1:20220414203759j:image

露天風呂にもカランがありました。


f:id:zenigame1:20220414203917j:image

【温泉分析書のみかた】

溶存物質が1000mg以下の場合は単純温泉となります。

特殊成分として水素イオンを1mg以上含みますので、単純酸性泉となります。

岳温泉はどの旅館も源泉が同じなため、基本的にはどこも同じ成分です。