大露天風呂の日記

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西方の湯 黄金色の日本一臭いアンモニア温泉に日帰り入浴

西方の湯

 

1.入浴時間・料金・混雑度

 

〇日帰り入浴時間 10時〜20時
〇日帰り入浴料金 500円
〇露天風呂    なし
〇お風呂の数   内湯露天(男1) 

〇タオル     200円(ロゴあり)

〇公式HP     なし

〇混雑度     お風呂で会った人数 4人

〇個人的オススメ度 ★★★★☆

 

2.場所・電話番号

 

〇住所 新潟県胎内市中村浜2-29

〇電話番号 0254-45-2550

 

 

3.泉質

 

■源泉  N12-1号井

■泉質  含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩泉(含ヨウ素強食塩泉)

■温度        78.9度

■成分総計 28124mg      pH8.0 

 

4.西方の湯について


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西方(さいほう)の湯は新潟県北部の胎内市の海岸線にある温泉。

便所臭がする日本一臭い温泉として、温泉マニアの中では有名な存在。


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胎内市は石油や天然ガスなどの地下資源が豊富で、温泉の沖合には日本で唯一現役で稼働している海上油田があります。

そんな地質なので他に類を見ない特異な温泉が湧いています。

 

5.外観・館内・お風呂

 


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西方の湯は怪しげな宗教施設内にあり、より一層不気味な雰囲気。

奥にあるのは巨大な親鸞聖人の像。20年ほど前は中に入れましたが、

現在は宗教施設として営業している気配はありません。


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国道沿いにも温泉アピールをしていますが、この雰囲気で立ち寄ろうって人はそうそういないんじゃないでしょうか。


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温泉としては結構気合を入れて営業しています。


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外観からは営業している確認でかないので、少し安心。


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入浴料は500円。受付の方は意外にも普通のおばちゃん。


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タオルも意外にもロゴあり。


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館内は薄暗くより一層怪しい雰囲気。

昔使っていたような食器や小物が雑然と並べられています。

特に販売しているわけでも展示しているわけではなさそうで

異様な雰囲気。


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アメジスト


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こちらは水槽。


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一服スペース。


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浴室は廊下をずっと奥に進んだ突き当り。


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昔は食堂だったんでしょうか。


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ここにも食器がずらっと並んでいます。


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右が男湯。左が女湯。


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男湯入口。


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脱衣所。プールの脱衣所のようにだだっ広く少し寒い。


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浴室内は強烈なアンモニア臭。芳香とは言えない、温泉では嗅いだことのない類の臭いです。ずっといると鼻がおかしくなりそうなくらいの刺激臭。まさに便所です。

手前がぬるめの湯、奥があつめの湯と書かれていましたが、どちらもまあまあ熱いです。


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ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩泉。

色は茶褐色に濁っていて透明度はあまりありません。

ここの温泉は多量のヨウ素を含む特徴があります。

ヨウ素泉は2014年の鉱泉分析法指針の改正で登場した新しい温泉区分。ヨウ素甲状腺ホルモンの主成分で新陳代謝を促し、体質改善の湯と言われています。飲用すると高コレステロール症にも効能あり。

ヨウ素泉自体が全国的に見ても珍しいものですが、こちらはヨウ素泉と認められる基準値の約7倍の含有量があります。


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洗面器で汲んでもしっかりと淡黄色の濁りがあります。

ヨウ素は淡黄色を呈します。またこの温泉は微量の鉄も含みます。

 

恐る恐る舐めてみると、ビリビリするくらい強烈に塩辛い。

 

この個性しかない温泉は、近くにあるJX石油開発の天然ガス井から出てくる地下水(かん水)を温泉として利用したもの。源泉名のN12-1

天然ガス井の名前です。

西方の湯に近い塩の湯温泉も同じかん水を利用した温泉です。

 

実は西方の湯は10年ほど前は真っ黒なもっと強烈な源泉を使っていたようですが、配管の故障から数年前よりこの源泉に切り替えて使用しているようです。その黒い源泉は便所臭を通り越して、う○こ臭がすると言われていた温泉。あまりの恐ろしさに当時行けずに終わってしまいましたが、どんな温泉だったのか気になります。。

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンが20%を超えるので、ナトリウム-塩化物泉となります。

ナトリウムイオンを5500mg、塩化物イオンを8500mg以上含むと強食塩泉になりますが、どちらも1万mgを超えているため、強食塩泉です。成分総計は驚異の2万8000mg超え。

 

また特殊成分として、ヨウ素を10mg以上含むとヨウ素泉になりますが、ここは69mgも含みます。

 

その他泉質名には反映されませんが、臭素、リチウム、ストロチウム、バリウムなどあまり見かけないマイナー成分も、それ単独で温泉と認められるほどの量を含んでいます。

特筆すべきは臭素で109mgも含有。  温泉基準は5mgなので約21倍の含有量。これほど臭素を含む温泉は見たことがありません。

またアンモニアも169mgと驚異的。便所臭は温泉成分からも納得のもの。

 

怪しげな宗教施設に個性あふれる決して万人受けはしないお湯で、数年前はほとんど誰も訪れなかったのですが、ここ最近はじわじわと人気が出ているようで、ひっきりなしにお客さんが来ていました。なんと都内からバイクで来た方も。