ニュー萬力
1.入浴時間・料金・混雑度
〇日帰り入浴時間 8時〜20時
〇日帰り入浴料金 500円
〇露天風呂 なし
〇お風呂の数 内湯(男1・女1)
〇タオル 100円(ロゴなし)
〇客室数 12室
〇公式HP http://manriki.jp/about.php
〇混雑度 ほとんど誰にも会わない
〇個人的オススメ度 ★★★☆☆
2.場所・電話番号
〇電話番号 0254-64-2255
3.泉質
■源泉 高瀬混合(高瀬1号・2号)
■泉質 ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
(含芒硝食塩泉)
■温度 72.0度
■成分総計 2419mg pH7.42
4.高瀬温泉について
高瀬温泉は約800年前に鷹が川原の湯で傷を癒やしている姿が発見されたことで開湯されたと伝えられる温泉。鷹瀬が転じて、高瀬温泉になったそう。
荒川沿いに点在する高瀬、雲母、湯沢、鷹ノ巣、桂の関の5つの温泉をまとめて、えちごせきかわ温泉郷と呼びますが、高瀬温泉はその中でも最大の温泉で7件の旅館があります。
温泉郷と言っても、有名旅館がないためか、知名度はあまりなく、地元のおじいちゃん、おばあちゃんに愛されている温泉といった感じ。
ちなみに鷹ノ巣温泉は全室離れの高級旅館2件のみで日帰り不可、桂の関温泉は日帰り入浴施設のみで旅館はありません。
5.外観・館内・お風呂
ニュー萬力(まんりき)は高瀬温泉街に入って一番最初に現れる旅館。思わず工具を思い浮かべてしまいそうな名前のインパクトがすごい旅館です。
建物はなかなか年季が入っており、ニューな感じはありません。萬力旅館のほうがしっくりきます。
ニュー萬力は結構昔からこの名前で営業していました。
景気があまり良くない高瀬温泉。
以前はもっとたくさん中規模のが立ち並んでいましたが、昔の面影を残す数少ない旅館となりました。
こちらは玄関。帰りに撮影したのものです。
玄関はさながら花屋のようにたくさんの鉢植えがありました。
ちょうど女将さんが水やりをしている最中でした。
植木鉢がびっしり。
ここにも。
こちらがロビー。意外とキレイです。
入浴料は500円。タオルは100円でロゴなし。
格天井風の立派な天井には桜の絵。
ロビーにも花がたくさん。
これは関川村の伝統工芸品の猫ちぐら。猫ではなく犬の人形が入ってました。ちなみにこの旅館には本物の看板猫がいるみたいですが、このときは会えず。。ちぐらに入っている姿を見てみたいもんです。
美人画の障子が目立ちます。
浴室は一階奥の廊下。
奥にまっすぐ進むと女湯。消化器のところを右に曲がると男湯です。
男湯はさざんかの湯という名前。
脱衣所。ドライヤーあり。
浴室はL字型の内湯のみ。露天風呂はなし。
湯気が充満していましたが、独特の温泉の臭い。
ほんの少しの硫黄臭にアブラ臭までは行きませんが、うっすら有機物系の臭いがします。お湯は結構熱めですが、一度入ると不思議としっくりとはまる温度。源泉かけ流しです。
お湯は結構熱めです。
カラン。
泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。
旧泉質名では含芒硝食塩泉。
塩分を含んでいますが、塩味よりも苦味のほうが強く感じます。
食塩泉はよく温まる温泉で、冷え性や婦人病に効能あり。
芒硝は硫酸ナトリウムのことで血圧を低下させるため、高血圧や動脈硬化の予防に効能あり。飲用では腸の動きを活発にするため、便秘にも効きます。
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンと硫酸塩イオンが20%を超えるので、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉となります。食塩と芒硝を含む温泉。
7.高瀬温泉の日帰り入浴可能な旅館リスト
日帰り入浴時間は変更になる場合がありますので、事前の電話連絡をおすすめします。
かつては一番有名な高橋屋観山荘を含め、ほとんどの旅館で日帰り入浴可能でしたが、コロナ禍以降日帰り入浴休止の旅館が増加。現在日帰り入浴可能なのは2件のみです。
旅館名 | 時間 | 料金 | 紹介記事 |
---|---|---|---|
高橋屋観山荘 | 休止中 | 休止中 |
|
あらかわ荘 | 不可 | 不可 | |
ニュー萬力 | 8:00~20:00 | 500円 |
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和らぎ荘 | 要確認 | 500円 |
|
古川館 | 不可 | 不可 | |
えびすや旅館 |
休止中 | 休止中 | |
旅館山路 |
休止中 | 休止中 |