和らぎ荘
1.入浴時間・料金・混雑度
〇日帰り入浴時間 要確認
〇日帰り入浴料金 500円
〇露天風呂 なし
〇お風呂の数 内湯(男1・女1)
〇タオル サービス
〇客室数 11室
〇公式HP http://www.kajika.ecnet.jp/index0.html
〇混雑度 ほとんど誰にも会わない
〇個人的オススメ度 ★★★☆☆
2.場所・電話番号
〇電話番号 0254-64-2131
3.泉質
■源泉 高瀬混合
■泉質 ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
(含芒硝食塩泉)
■温度 69.1度
■成分総計 2733mg pH7.93
4.高瀬温泉について
高瀬温泉は約800年前に鷹が川原の湯で傷を癒やしている姿が発見されたことで開湯されたと伝えられる温泉。鷹瀬が転じて、高瀬温泉になったそう。
荒川沿いに点在する高瀬、雲母、湯沢、鷹ノ巣、桂の関の5つの温泉をまとめて、えちごせきかわ温泉郷と呼びますが、高瀬温泉はその中でも最大の温泉で7件の旅館があります。
温泉郷と言っても、有名旅館がないためか、知名度はあまりなく、地元のおじいちゃん、おばあちゃんに愛されている温泉といった感じ。
ちなみに鷹ノ巣温泉は全室離れの高級旅館2件のみで日帰り不可、桂の関温泉は日帰り入浴施設のみで旅館はありません。
5.外観・館内・お風呂
和らぎ荘は客室数11室の旅館。
ありきたりでインパクト弱めな旅館名。
さながら老人ホームか何かと思ってしまいます。
ちなみにかじかは関川村の名物の川魚。
これは同じ高瀬温泉の高橋屋観山荘の夕食に出てきたかじかの唐揚げ。一口サイズのハゼのような魚で、なかなかうまいです。
高瀬温泉はこのかじかを売りにした旅館が多く、こちらの宿もかじか酒などがいただけるようです。
旅館の外観。3つ連なった屋根が印象的。
の高瀬温泉はこれくらいのサイズの旅館が多いです。
外観はなかなかキレイな感じです。
こちらがロビー。
中規模サイズの旅館らしい、ちょっと雑多な感じがします。
真ん中には区切られた変なスペースがあって、おばちゃん達がテレビ見ながらくつろいでいました。宿の人と近所の方のような感じ。
入浴料は500円。タオルはサービス。
日帰り入浴は快く受け付けてくれましたが、事前に電話したところ、今ならいいですよという感じだったので、いつでもオッケイではないかもしれません。
大浴場は一階廊下を右に進んですぐ。
館内は結構暗い感じ。
脱衣所。ドライヤーあり。
さっそく入浴。
浴室は内湯のみで露天風呂はありません。
外観は新築のような感じでしたが、お風呂は昔のママといった趣。
ひときわを目引く浴室内の立派な観葉植物。
お風呂の中に無理に緑を作らなくてもいい気がしますが、
これはこれでインパクトあります。
観葉植物があるとなんだか独特の雰囲気になります。
浴槽の底は翡翠のような色をした石がタイルのように敷き詰められています。つるつるした感触で気持ちいい。
カラン。
泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。
旧泉質名では含芒硝食塩泉。
塩分を含んでいますが、塩味よりも苦味のほうが強く感じます。
源泉かけ流し。
食塩泉はよく温まる温泉で、冷え性や婦人病に効能あり。
芒硝は硫酸ナトリウムのことで血圧を低下させるため、高血圧や動脈硬化の予防に効能あり。飲用では腸の動きを活発にするため、便秘にも効きます。
サウナと書かれたドア。このサイズの旅館にサウナがあるなんて珍しい。
期待して空けてみると。サウナのサの字もなく。現在は物置のようでした。
6.温泉分析書の説明
溶存物質が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはナトリウム、陰イオンは塩化物イオンと硫酸塩イオンが20%を超えるので、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉となります。食塩と芒硝を含む温泉。
また、フッ素が10mgと比較的多いのも特徴。
7.高瀬温泉の日帰り入浴可能な旅館リスト
日帰り入浴時間は変更になる場合がありますので、事前の電話連絡をおすすめします。
かつては一番有名な高橋屋観山荘を含め、ほとんどの旅館で日帰り入浴可能でしたが、コロナ禍以降日帰り入浴休止の旅館が増加。現在日帰り入浴可能なのは2件のみです。
旅館名 | 時間 | 料金 | 紹介記事 |
---|---|---|---|
高橋屋観山荘 | 休止中 | 休止中 |
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あらかわ荘 | 不可 | 不可 | |
ニュー萬力 | 8:00~20:00 | 500円 |
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和らぎ荘 | 要確認 | 500円 |
|
古川館 | 不可 | 不可 | |
えびすや旅館 |
休止中 | 休止中 | |
旅館山路 |
休止中 | 休止中 |