小野川温泉保養センター
1.入浴時間・料金・混雑度
〇日帰り入浴時間 13:00〜17:00
〇日帰り入浴料金 400円
〇露天風呂 あり
〇お風呂の数 内湯(男1・女1)
〇タオル なし
〇客室数 5室
〇公式HP なし
〇混雑度 ほとんど誰にも会わない
〇個人的オススメ度 ★★★☆☆
2.場所・電話番号
〇電話番号 0238-32-2306
5.外観・館内・お風呂
小野川温泉保養センターは素泊まり専門。
温泉街から少し離れた吾妻荘の裏手にひっそりとたたずむ平屋建ての旅館です。
センター前のいかにもな駐車場はホテル山川の駐車場ですので、駐車は厳禁。
玄関前に2台分ほどの駐車スペースがあります。
保養センターという名前からして地元のおじいちゃんでごった返してそうな雰囲気ですが、意外なことに日曜日の午後でも誰もいない。。
こちらは吾妻荘の別館という位置づけで、スタッフが常駐していません。
入浴料は400円で金魚鉢みたいなガラスの壺にお金を入れるシステム。ですがスタッフがいないのでお釣りがもらえません。。用件がある場合は電話で呼び出してくださいとありましたが、面倒なので1000円札をそのまま投入。我ながら太っ腹、、
建物は平屋建て。受付から右手の廊下を進みます。
浴室入口。
お風呂は内湯のみ。館内はお客さんはおろかスタッフの方もいないので本当に静か。
浴槽の底はキレイにタイルが敷き詰められています。タイルの感触もとても心地よい。タイル張りのお風呂は今では珍しいですが、山形県内の温泉ではスタンダードなタイプ。
泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
旧泉質名は含塩化土類食塩硫黄泉
熱めが多い小野川温泉ですがここはとても適温の極み。
パット見特徴のないお風呂ですが、浴感はとても気持ちよく大変気に入りました。
成分総計は5768mgでこれは小野川温泉ナンバーワンの濃さ。
ほのかな硫黄の臭いと味はちょうど出汁くらいのしょっぱさ。食塩泉は熱の湯とも呼ばれ、体の芯まで温まるため、冷え性などに効能があります。
また小野川温泉はごく微量のラジウムを含みます。ラジウムはラドンとしての気体を吸入することで効果があると言われますので、温泉の蒸気が充満する内湯は吸収に最適。ラジウム泉(放射能泉)は細胞を刺激し自然治癒力を高めると言われています。
カランは一つのみ。日帰り入浴施設のような規模と混雑を予想していましたが、いい意味で裏切られ、静かな湯治場といった雰囲気。
小野川温泉は成分が濃くて高温の4号源泉と、薄くてぬるい5号源泉の2つがあり、4号源泉をメインに5号源泉でブレンドして適温に調整している旅館が多いです。このブレンドの割合によるのか、同じ4号源泉使用でも各旅館毎に微妙に成分が異なります。
まだまだあります 小野川温泉
【小野川温泉】日帰り入浴完全ガイド(温泉ソムリエのオススメ11選) - 大露天風呂の日記
6.温泉分析書の説明
✓源泉 協組4号源泉
✓温度 80.3度(高温泉)
✓pH値 6.9(中性泉)
✓成分総計 5768mg