ふぢ金旅館
1.入浴時間・料金・混雑度
〇日帰り入浴時間 10:00〜20:00
〇日帰り入浴料金 400円
〇露天風呂 なし
〇お風呂の数 内湯(大1・小1)
〇タオル なし
〇公式HP なし
○混雑度 ほとんど誰にも会わない
○個人的オススメ度 ★★★☆☆
2.場所・電話番号
〇電話番号 023ー672-0102
5.外観・館内・お風呂
ふぢ金旅館は上山温泉では湯町温泉エリアに位置する旅館。
新湯地区の少し先に旅館が固まっているエリアですが、多くの旅館が廃業し、残っている旅館は3件です。湯町共同浴場もなくなってしまい元気があまりないエリア。
湯町で最も人気の旅館の月の池。館内や調度品はすこぶる華やかで女性に大人気。日帰り入浴不可。
独特の和モダンな意匠の玄関が、ただものではない旅館のオーラを感じさせます。
湯町温泉は上山温泉で最も歴史が古く、上山温泉発祥の地である鶴の休み石があります。
飲泉もできます。食塩泉なのでほんのちょっぴり出汁感。硫黄分は含まれないためゆでたまご味もなく飲みやすいお味。
ひなびた旅館の入り口に見えますがここは裏口。正面玄関はぐるっと回った反対側にあります。ここから入っても受付はしてくれますが、宿の人にはなかなか出会えません。
正面から見るとそんなにひなびてはいません。木造3階建て。
看板もちゃんとあり。
湯町温泉のメインストリート沿いにある裏口のほうが、実はお風呂が近いのです。なので私はいつもこちら側から利用。
廊下を歩いていた宿のおじいちゃんを捕まえて入浴料400円をおさめます。
建物はかなり古く上山温泉でも有数のひなび系旅館。
お風呂は大きい浴場と小さい家族風呂の2つ。男女の区別はないので貸切での利用になります。
まずは大浴場から。入り口のガラス戸もなんともレトロ。
廊下や床はギシギシときしみます。脱衣所にドライヤー等はありません。
古そうな上山温泉の由緒書き。鶴があしらわれているところに昔の人のセンスを感じます。
浴室は内湯のみ。カランもありません。
老舗旅館にはあまり似つかわしくないかわいらしいお風呂グッズ。
シャワーはないのでここからお湯を汲んで使うのだと思われます。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。
旧泉質名は含石膏食塩泉。もちろん源泉かけ流し。
お湯はかなり熱め。何度も足湯して慣らさないと入れません。
つるはぎの湯と謳っているだけあり、ここの旅館は源泉が近いせいか、上山温泉でも成分の含有量が最も多いのが特徴。浴槽の淵にはびっしりと析出物がこびりついています。
続いて小さい家族風呂。裏口の真横にあります。
脱衣所もかなり小さめ。
こちらが家族風呂。大浴場よりも一層のひなび具合にテンションあがります。一人か二人入ればいっぱいくらいのサイズ。
析出物の付き方もこちらの方がすごいです。浴槽が小さいこともあり、お湯は激熱そのもの。残念ながら足湯だけにしておきました。
浴室には生バラが花瓶に生けてありました。
バラとレトロ湯船の組み合わせで独特な雰囲気を放っています。
まだまだあります かみのやま温泉
【かみのやま温泉】日帰り入浴完全ガイド(温泉ソムリエのおすすめ7選)成分量ランキング - 大露天風呂の日記
6.温泉分析書の説明
✓源泉 上山地区1号・2号・3号源泉
✓温度 64.3度(高温泉)
✓pH値 7.9(中性泉)
✓成分総計 2529mg