大露天風呂の日記

現在647湯掲載 旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

かみのやま温泉 旅館静山荘 食パンが大人気の旅館で日帰り入浴

旅館静山荘

 

 

基本情報


 
 【日帰り入浴時間】

15:00まで

【日帰り入浴】

500円

【露天風呂】  

なし

【お風呂の数】 

内湯(男1・女1)

【客室数】

12室

【公式HP】   

なし

【個人的オススメ度】

★★★☆☆

 

住所・電話番号
 

  【住所】

山形県山形市葉山5-63

【電話番号】

023-672-0634

 

 

泉質

 

 
■源泉

葉山温泉1号・2号源泉

■泉質   

ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉

(含石膏食塩泉)

■温度           

 60.5度

■pH値

8.1 

■成分総計  

2180mg

 

かみのやま温泉ってこんなところ

 


f:id:zenigame1:20220314205828j:image

 

上山(かみのやま)温泉は室町時代の1458年の開湯。長崎の高僧月秀上人が沼地で足の傷を癒やしている鶴を見つけ、湧き出る霊泉を囲い湯治場を作ったのが始まり。その由来から、かつては鶴脛(つるはぎ)温泉と言われていました。

 

上山温泉は場所の違いから、正確には湯町、新湯、十日町、葉山、河崎、高松の6つの温泉の総称ですが、各温泉毎に泉質が異なるわけではなく一般的にはあまり区別されていません。源泉は上山温泉と葉山温泉の2系統がありますが成分はほとんど同じです。

葉山温泉は1948年にボーリングで湧出した比較的新しい温泉。

 

葉山温泉の高台にある小さな旅館

 


f:id:zenigame1:20220314203128j:image

静山荘は上山温泉では葉山温泉に位置する旅館。葉山温泉には上山温泉で最も有名で、最も巨大な山形県を代表する旅館の古窯があります。相乗効果なのか、廃旅館が目立つ上山の中心である新湯とは対照的に、どの旅館も元気です。

 

静山荘は名前の通り、葉山温泉のメインストリートから少し離れた高台にあります。葉山共同浴場からすぐです。

 

パン工房併設で食パンが大人気

 

 

f:id:zenigame1:20220314203509j:image

静山荘で検索すると次元ブレットと表示されます。この旅館は温泉だけではなく宿の中にパン工房も併設しており、旅館のウリの一つです。3年前にオープンしたパン工房。パンは若い息子さんが作っているそう。なかなかの人気で午前中に売り切れることも。


f:id:zenigame1:20220314204149j:image

日帰り入浴でその場で注文し、できたてのパンをいただくなんてこももできちゃうようです。

今回は頂きませんでしたが、お腹空かせてくるのもいいかも。

 

ロビーは畳敷きで新しい


f:id:zenigame1:20220314204749j:image

ロビーは畳敷き。見た目は古そうな旅館なのですが、中はさながらゲストハウスのようにハイセンスに改装されています。


f:id:zenigame1:20220314204843j:image

入浴料は500円。


f:id:zenigame1:20220314204927j:image

タオルはちょっと高めの300円。

なぜか200円に負けてくれました笑


f:id:zenigame1:20220314205058j:image

浴室はフロント脇の階段を下ってすぐ。


f:id:zenigame1:20220314205139j:image

一階はあまり改装されておらず、古い旅館の雰囲気を残します。


f:id:zenigame1:20220314205216j:image

脱衣所は少しせまい。


f:id:zenigame1:20220314205237j:image

洗面台が突然おしゃれ。

 

扇形のレトロなタイルの浴槽です

 


f:id:zenigame1:20220314205259j:image

浴室は内湯のみで3人も入ればいっぱいくらいの大きさ。


f:id:zenigame1:20220314205334j:image

カランは3つ。

 

お湯はかなり熱いです

 


f:id:zenigame1:20220314205353j:image

浴槽は古いものを活かしているようで、レトロなタイル張り。

タイルの感触は心地よくて個人的には大好き。

掃除は大変だと思いますが。

お湯は結構な熱さ。。慣れるまで何度も足湯してやっと入れました。


f:id:zenigame1:20220314205659j:image

 

泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。

旧泉質名は含石膏食塩泉。

旧泉質名の方が断然わかりやすい。

 

循環ですが塩味ほんの少し感じます。塩素臭は感じませんでした。

pH8.1で弱アルカリ性の優しいお湯。ぬるぬる感はありません。

 

食塩泉は熱の湯とも言われ体の芯までよく温まります。

また石膏泉は痛みを和らげる鎮静作用があり切り傷等にも効能があります。

 

まだまだあります かみのやま温泉

 

【かみのやま温泉】日帰り入浴完全ガイド(温泉ソムリエのおすすめ7選)成分量ランキング - 大露天風呂の日記

 

温泉分析書 食塩と石膏を含む濃い温泉です

 


f:id:zenigame1:20220314205512j:image

 

成分総計が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは塩化物と硫酸イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉となります。簡単に言うと食塩と石膏の温泉です。