大露天風呂の日記

旅館大好き温泉ソムリエのブログ 日帰り入浴情報と泉質を解説します

上山温泉 旅館三恵 石膏入りの食塩泉に日帰り入浴

旅館三恵

日帰り入浴時間 10:00〜15:00
日帰り入浴料金 600円
露天風呂    一部あり
お風呂の数   内湯1・内湯露天1(男女入れ替え)

タオル     150円(ロゴあり)

客室数     15室

 

源泉  上山温泉3号源泉

泉質  ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉

    (含石膏食塩泉)

温度          60.5度

成分総計 2180mg      pH8.1


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上山(かみのやま)温泉は室町時代の1458年の開湯。長崎の高僧月秀上人が沼地で足の傷を癒やしている鶴を見つけ、湧き出る霊泉を囲い湯治場を作ったのが始まり。その由来から、かつては鶴脛(つるはぎ)温泉と言われていました。

 

上山温泉は場所の違いから、正確には湯町、新湯、十日町、葉山、河崎、高松の6つの温泉の総称ですが、各温泉毎に泉質が異なるわけではなく一般的にはあまり区別されていません。源泉は上山温泉と葉山温泉の2系統があります。


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旅館三恵(みつえ)は上山温泉の中では葉山温泉に位置する旅館。

正面からは小さな旅館に見えますが、斜面に沿って建っていて

比較的大きな旅館です。


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葉山温泉といえば上山の代名詞的な存在である古窯(こよう)が有名。プロが選ぶ日本の旅館ランキングで毎年トップ3に名を連ねる常連です。まさに山形県を代表する名旅館。当然ながら日帰り入浴不可。古窯は建物がデカすぎてベストな撮影スポットが案外ないのですが、この旅館からは全景がバッチリ見えます。


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三恵のロビー。三恵って名前にしか聞こえないですが、経営者の名前だったんでしょうか。誰か知ってる人いたら教えてください。入浴料は600円。やまがた温泉パスポート呈示で100円引き。


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タオルは150円でロゴあり。


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館内はとっても複雑。大浴場はエレベーターで4階へ移動します。

4階で斜面の上の東館に接続。


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西館から東館への連絡通路。


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九谷焼?などの美術品が展示。


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浴室入口。向かって右側が露天なし、左側が露天ありです。この日は露天なしのほうが男湯。温泉旅館でたまに見かける旧式の手動マッサージチェアとランニングマシン。


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脱衣所。


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ドライヤーあり。


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浴室は内湯のみで特に特徴はありません。遠くに上山市街地が望めます。お湯は適温。


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カラン。シャンプー、ボディソープ、リンスあり。


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泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。

旧泉質名は含石膏食塩泉。

旧泉質名の方が断然わかりやすい。

 

循環ですが塩味ほんの少し感じます。塩素臭は感じませんでした。

pH8.1で弱アルカリ性の優しいお湯。ぬるぬる感はありません。

 

食塩泉は熱の湯とも言われ体の芯までよく温まります。

また石膏泉は痛みを和らげる鎮静作用があり切り傷等にも効能があります。


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ちなみに反対側の露天風呂付のお風呂はこんな感じで、雲泥の差があります。(以前宿泊した際の写真)

こちらは木造の露天風呂付で素晴らしく趣があります。

日帰り入浴時間帯は女湯になっているようです。


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続いて貸切風呂。東館と西館を繋ぐ階段の途中にあります。日帰り入浴で入れるか不明ですが、電気も点いていてお湯も張っているのでOKだと思われます。


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貸切風呂と言っても大浴場くらいのサイズがあります。こちらは見学だけにさせていただきました。


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【温泉分析書のみかた】

成分総計が1000mgを超えると、単純温泉にはならず、陽イオン-陰イオンの順に20%超のものを並べて名前をつけます。陽イオンはナトリウムとカルシウム、陰イオンは塩化物と硫酸イオンが20%を超えるので、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉となります。簡単に言うと食塩と石膏の温泉です。