大露天風呂の日記

現在647湯掲載 旅館好きの温泉ソムリエのブログ 旅館の日帰り入浴情報を徹底的に紹介します!

飯坂温泉 なかや旅館 温泉街のど真ん中で日帰り入浴

なかや旅館

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度

 

 

○日帰り入浴時間 13時〜18時
○日帰り入浴料金 500円  
○露天風呂    なし
○お風呂の数   内湯(男1・女1)

○タオル     サービス(ロゴあり)

○客室数     8室

○公式HP    https://iizaka-nakaya.com/

○混雑度    ほとんど誰にも会わない

○個人的オススメ度  ★★☆☆☆

 

2.場所・電話番号

 

○住所  福島県福島市飯坂町湯沢25

○電話番号 024-542-2582

 

 

 

3.泉質

 

■源泉   湯沢分湯槽

■泉質   アルカリ性単純温泉

■温度             51度  pH 8.52

■成分総計  615mg

 

4.飯坂温泉の歴史

 


f:id:zenigame1:20220211213456j:image

 

 

飯坂温泉は秋保、鳴子と並び奥州三名湯に数えれる一大温泉地。福島市内からのアクセスの良さら福島の奥座敷として栄え、東北有数の巨大温泉街を形成しています。

 

 

20231014134216

写真は昭和40年代頃の飯坂温泉

 

 

歴史は古く2世紀まで遡り、日本武尊命の東夷遠征の際にこの地の佐波子湯につかり、病が全快したと伝えられています。この温泉は現在でも飯坂温泉の中心にある共同浴場の鯖湖湯という名前に残っています。松尾芭蕉も逗留し、江戸時代の頃より徐々に有名な温泉地となります。 東北の王座とも称され、昭和40年代の写真にも、十綱橋付近びっしりと旅館が立ち並んでいます。

 


f:id:zenigame1:20220211213532j:image

 

飯坂温泉は摺上川沿いに旅館がへばりつくように林立し、独特の景観を生み出しています。さながらミニ鬼怒川温泉のよう。狭いエリアに旅館が密集し、多くの旅館が廃業したとはいえ、現在でも30軒以上の旅館があります。

 

5.外観・館内・お風呂

 


f:id:zenigame1:20220211213625j:image

なかや旅館は鯖湖湯からほど近い飯坂温泉の中心にある旅館。このあたりには、なかむらや旅館、ほりえや旅館と3軒の旅館が並んでもいますが、どこもひらがな名でなぜか統一されています。


f:id:zenigame1:20220211213826j:image

なかや旅館はかなりこじんまりとした旅館。こちらも最近流行りの温泉地娘の飯坂まひろちゃんがお出迎え。

受付で入浴料500円を払います。


f:id:zenigame1:20220211213947j:image

タオルはいっぱいあるのでタダでよいとのこと。しかもロゴ付きです。


f:id:zenigame1:20220211214032j:image

お風呂は玄関からほんとにすぐの廊下にあります。


f:id:zenigame1:20220211214111j:image

冷水も置いてありました。


f:id:zenigame1:20220211214140j:image

脱衣所。小さいですがドライヤーなど最低限のものはちゃんと完備。


f:id:zenigame1:20220211214228j:image

浴槽も小さめですが落ち着きます。お湯の投入量を絞っているのか飯坂温泉にしては珍しく熱くはない温度でした。


f:id:zenigame1:20220211214357j:image

カランは2つだけですが、シャンプーなどは揃っています。


f:id:zenigame1:20220211214338j:image

泉質はアルカリ性単純温泉で無味無臭。

誰にも会わずにゆっくり入れました。

 

まだまだあります 飯坂温泉

 

【飯坂温泉を入りつくせ!】日帰り入浴可能な旅館19件全て入ったので紹介します!(アルカリ性単純温泉) - 大露天風呂の日記

 

6.温泉分析書の説明


f:id:zenigame1:20220211214507j:image

 

 

溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。

こちらは615mgのため、惜しくも単純温泉です。

 


またpH8.5以上でアルカリ性とつきますが、こちらはpH8.6のため、アルカリ性単純温泉になります。

 


単純温泉と言っても何も入っていないわけではなく、もし1000mgを超えていたら、ナトリウム-硫酸塩泉となる温泉。旧泉質名では芒硝泉です。