大露天風呂の日記

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飯坂温泉 ホテル翠月 ジュースがもらえるかも?激熱風呂に日帰り入浴

ホテル翠月

 

1.入浴時間・料金・混雑度

 

○日帰り入浴時間 16:00〜 21:00
○日帰り入浴料金 500円  
○露天風呂    なし
○お風呂の数   内湯(男1・女1)

○タオル     サービス(ロゴなし) 

○客室数     14室

○公式HP     http://iizaka-suigetsu.com/

○混雑度     ほとんど誰にも会わない

○個人的オススメ度  ★★☆☆☆

 

2.場所・電話番号

 

○住所  福島県福島市飯坂町西堀切13

○電話番号  024-532-2271

 

 

3.泉質

 

■源泉   小学校北分湯槽

     (小学校北源泉・小学校南源泉・20号源泉)

■泉質   単純温泉

■温度             62.3度  pH 7.58

■成分総計  852mg

 

4.飯坂温泉の歴史

 


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飯坂温泉は秋保、鳴子と並び奥州三名湯に数えれる一大温泉地。福島市内からのアクセスの良さら福島の奥座敷として栄え、東北有数の巨大温泉街を形成しています。

 

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写真は昭和40年代頃の飯坂温泉

 

歴史は古く2世紀まで遡り、日本武尊命の東夷遠征の際にこの地の佐波子湯につかり、病が全快したと伝えられています。この温泉は現在でも飯坂温泉の中心にある共同浴場の鯖湖湯という名前に残っています。松尾芭蕉も逗留し、江戸時代の頃より徐々に有名な温泉地となります。 東北の王座とも称され、昭和40年代の写真にも、十綱橋付近びっしりと旅館が立ち並んでいます。

 


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飯坂温泉は摺上川沿いに旅館がへばりつくように林立し独特の景観を生み出しています。さながらミニ鬼怒川温泉のよう。狭いエリアに旅館が密集し、多くの旅館が廃業したとはいえ、現在でも30軒以上の旅館があります。

 

5.外観・館内・お風呂

 


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ホテル翠月は飯坂温泉駅から少し離れた北側のエリアにあります。

鉄筋3階建てです。


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交差点の目の前にあり少々出入りに苦労しました。飯坂温泉の旅館は駐車場がわかりにくいところが多いですが、ここは宿の正面に駐車してOKです。


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玄関。正面の自動ドアは開きません笑

左側の扉を手で開けて入ります。


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受付。受付で入浴料500円を払います。日帰り入浴時間は16時開始で飯坂温泉では最も遅いスタート。


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タオルは無地ですがサービスしていただきました。

温泉娘のタオルもあるみたい。こちらは有料。

 

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ロビー。結構広いです。浴場はエレベーターで二階。


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左の廊下が男湯です。


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お風呂入口。めちゃめちゃ真横に部屋があってびっくり。お客さんの賑やかな声が。ここならお風呂まで1秒でしょう。


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脱衣所はかなり細長いつくり。


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ここで女将さんがわざわざお風呂まで缶ジュースを持ってきてくださいました。サービスだそうです。ありがとうございます。


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お風呂は内湯のみです。浴槽の広さに比してかなり大きな空間です。

市街地にありますので、窓の外には信号機が見えます。

そしてこちらのお湯はとにかく熱い!

熱かったら水で薄めてくださいねと女将さんに言われましたが、飯坂温泉は本来このくらい熱くて当然。共同浴場並の熱さで旅館の日帰り入浴ではここが一番熱いかもしれません。そのままの温度でお湯をいただきました。

 

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湯口はライオン型。温泉成分がいい感じにこびりついてヒゲみたいになっています。泉質は単純温泉で、無味無臭ですが、このあたりの旅館に引湯されている小学校源泉は後味がほのかに苦いです。


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シャワー、ボディソープ、シャンプー類あり。 

ケロリンも美しくディスプレイ。


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飯坂温泉で最も激熱の共同浴場鯖湖湯(さばこゆ)のポスターも貼られていました。ここは本当にギャグのような熱さです。

 

お風呂上がりにジュースをいただきました。他のお客さんには会わずに貸切状態で楽しめました。

 

まだまだあります 飯坂温泉

 

【飯坂温泉を入りつくせ!】日帰り入浴可能な旅館19件全て入ったので紹介します!(アルカリ性単純温泉) - 大露天風呂の日記

 

 

6.温泉分析書の説明

 

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溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。

こちらは852mgのため、惜しくも単純温泉です。

 

単純温泉と言っても何も入っていないわけではなく、もし1000mgを超えていたら、ナトリウム-硫酸塩泉となる温泉。旧泉質名では芒硝泉です。