大露天風呂の日記

旅館好きの温泉ソムリエのブログ 各温泉の日帰り入浴情報を全旅館紹介します

磐梯熱海温泉 ホテル華の湯 19種類の湯舟が楽しめる庭園風呂で日帰り入浴

ホテル華の湯

 

 

 

1.入浴時間・料金・混雑度

 

〇日帰り入浴時間 10:00〜 12:30 13:00〜18:00(午前又は午後)

         2時間以内

〇日帰り入浴料金 1200円  
〇露天風呂    あり(展望ひのき風呂はなし)
〇お風呂の数   庭園露天風呂(午前女湯 午後男湯)

         展望ひのき風呂(午前男湯 午後女湯)

〇タオル     200円(ロゴあり) 

〇客室数                  162室

〇公式HP     http://www.hotelhananoyu.jp/

〇混雑度     お風呂で会った人数 10人以上

〇個人的オススメ度 ★★★☆☆

 

2.場所・電話番号

 

〇住所 福島県郡山市熱海町熱海5丁目8-60

〇電話番号 024-984-2222

 

3.泉質

 

 

■源泉   郡山市営1号、4号、5号、7号統合泉

■泉質   アルカリ性単純温泉

■温度             50.4度  pH 9.18

■成分総計  388mg

 

4.磐梯熱海温泉について

 


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磐梯海温泉は郡山市内からもアクセスの良い温泉。温泉の発見は1189年。熱海という名前は伊豆の熱海温泉と関係があり、平安時代末期にこの地の領主となった伊東市が故郷を偲んで熱海とつけたのだそう。本家の熱海温泉と区別するために磐梯熱海温泉と呼ばれています。

 

郡山の奥座敷として栄え、鉄筋造りの大型旅館が林立する賑やかな温泉街となっています。長い歴史があるわりには、不思議なことにひなびた旅館や小規模な旅館は全くと言っていいほど残っていません。

 

高級旅館を除き多くの旅館で日帰り入浴を受け付けてくれます。

 

5.外観・館内・お風呂

 


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ホテル華の湯は客室数160を超える磐梯熱海で最大規模を誇る豪華旅館。五百川沿いに10階建てのツインタワーがそびえており、圧倒的な存在感を放っています。右側のタワーが華風館、左側のタワーが松風館です。全国的にも有名な旅館で、プロが選ぶ旅館100選にもノミネートされています。ちなみに福島県内では他に八幡屋、吉川屋、大川荘、丸峰観光ホテルなど名だたる名旅館がランクイン。


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ロビーは華風館と松風館の間にあり、二層吹き抜けの絢爛豪華な造り。シースルーエレベーターがある旅館はそうそうありません。フロントで入浴料1200円を払います。これだけの旅館に1200円で入れるなら安いもの。


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タオルは200円でロゴ入り。


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売店も巨大。


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お風呂は松風館1階の庭園露天風呂と華風館最上階の展望風呂の2つがあります。どちらも全く趣の異なるお風呂です。展望風呂には露天はありません。


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2つのお風呂は時間によって男女が入れ替わります。12時半までの午前中は庭園風呂が女湯、展望風呂が男湯です。清掃時間30分を挟んで、13時以降は庭園風呂が男湯、展望風呂が女湯になります。

 

ということは昼前後に来ればどちらも入れる?

と思いましたが、入れるのはあくまで午前と午後どちらか一方だけになります。どちらも良いですが個人的には庭園露天風呂がオススメ。


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男湯入口。


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脱衣時も迷いそうなくらいでかい。


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これくらいのサイズの大きな内湯が2つ。内湯は6種類あるそうです。

奥にひょうたん型の湯船あり。


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カランもずらっと並びます。


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庭園露天風呂のうりはなんと言ってもその数。実に13種類もの風呂があります。スーパー銭湯顔負けものです。こちら檜風呂など。


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陶器風呂3つに奥が岩風呂。


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足つぼの湯


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かくれ湯 


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四方を仕切られた瞑想の湯


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アルキメデスの湯はお休み中。流れたでたお湯の量でざっくり体重がわかる面白い仕掛け。

この他にも深さが140cmもある立ち湯などなど数え切れないほどの浴槽があります。

 

泉質はアルカリ性単純温泉

これだけお風呂がありますので、ここは泉質云々よりもお風呂を楽しむだけでも十分面白いです。

 

1200円と高額にもかかわらず日帰り入浴も大人気。

12時半過ぎに伺ったところ、13時の入浴開始を待つたくさんのお客さんがロビーでくつろいでいました。13時と同時に皆さんお風呂へは大移動。

 

人混みを避けるなら朝の営業開始と同時か、清掃直後のタイミングを狙うとよいと思います。

 

 

まだまだあります 磐梯熱海温泉

 

【磐梯熱海温泉】日帰り入浴完全ガイド(温泉ソムリエのオススメ9選) - 大露天風呂の日記

 

 

6.温泉分析書の説明

 


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溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。

こちらは388mgのため、単純温泉です。

 

またpH8.5以上でアルカリ性とつきますが、こちらはpH9.1のため、アルカリ性単純温泉になります。

 

単純温泉と言っても何も入っていないわけではなく、もし1000mgを超えていれば、ナトリウム-硫酸塩泉になる温泉。旧泉質名では芒硝泉となる温泉です。