大露天風呂の日記

旅館好きの温泉ソムリエのブログ 各温泉の日帰り入浴情報を全旅館紹介します

塩原温泉郷 新湯温泉 奥塩原高原ホテル 焦げ臭いまろやか硫黄泉に日帰り入浴

奥塩原高原ホテル

 

1.入浴時間・料金・混雑度

○日帰り入浴時間 12:00〜 14:30
○日帰り入浴料金 800円  (湯巡り手形使用で400円)
○露天風呂    あり
○お風呂の数   内湯露天(男1・女1)

○タオル     300円(ロゴあり)  

○客室数     27室

〇公式HP     http://www.okh.jp/

○混雑度     お風呂で会った人数 5人

〇個人的オススメ度 ★★★☆☆

 

2.場所・電話番号

〇住所  栃木県那須塩原市湯本塩原113-4

〇電話番号   0287-32-2464

 

3.泉質

■源泉   共同噴気泉(なかの湯)

■泉質   単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)

■温度             79.2度  pH 2.82

■成分総計  414mg

 

4.塩原温泉郷について


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塩原温泉郷の開湯は806年と伝えられ、1200年以上の歴史ある温泉です。正確には塩原温泉と言う温泉はなく、塩原十一湯と呼ばれる温泉の集まりで、150もの源泉があるそうです。

 

日帰り入浴も比較的に積極的に行っており、旅館共同組合の湯めぐり手形を購入すれば、なんと半額で各旅館の日帰り入浴が可能です。

塩原で日帰り入浴する際のマストアイテムですのでぜひ購入を。塩原もの語り館や各旅館で購入可能です。

 

新湯温泉は日塩もみじラインの入り口に位置し、「しんゆ」ではなく、「あらゆ」と読みます。近くの塩原元湯温泉が江戸時代の大地震で壊滅した際に、新しく湧いた温泉が新湯温泉です。現在は4軒の旅館があり、全ての旅館で日帰り入浴ができます。

 

5.外観・館内・お風呂


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奥塩原高原ホテルの外観。塩原には珍しくリゾートホテルのような見た目です。新湯温泉では一番大きいホテル。

 


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レンガの玄関。


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ロビーも洋風です。湯めぐり手形持参なので入浴料が800円から半額の400円になります。タオルは300円でロゴ有り。シャンデリアが豪華な感じ。


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ロビーの椅子も黄緑色やオレンジ色などでおしゃれ。


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お風呂はロビーから左側の廊下を進みます。


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客室が並ぶ廊下を途中右に曲がります。


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階段を降りて、右側がお風呂になります。奥は貸切風呂になります。貸切風呂は3つあり、日帰りでも入浴可能ですが有料です。(40分2500円)


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内湯はこんな感じで3人入ればいっぱいくらいの大きさ。内湯は熱すぎず適温。


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シャワーやシャンプー、ボディソープ類完備です。


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内風呂の湯口。

泉質は単純酸性硫黄泉です。塩原元湯のような独特の強烈な臭いはなく、少し焦げ臭い感じの臭いがするまろやかな硫黄泉です。とてもきめ細かいお湯です。


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露天風呂もあります。こちらはたまに物凄く熱い時があるのですが、この日は適温でした。


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露天風呂の湯口。

 

まだまだあります 塩原温泉郷

 

【塩原温泉郷を入りつくせ!】日帰り入浴完全ガイド(温泉ソムリエのオススメ25選) - 大露天風呂の日記

 

6.温泉分析書の説明


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溶存物質が1000mg未満の場合は単純温泉になります。

こちらは濃いお湯のように見えますが、溶存物質は359mgと少ないため、単純温泉になります。

 

また特殊成分として、総硫黄(硫化水素イオン、チオ硫酸イオン、遊離硫化水素の合計)が2mgを超えると硫黄泉となりますが、こちらは55.4mgと圧倒的な含有量。硫黄分は全て遊離硫化水素、つまりガス成分として含まれているのも特徴的です。

 

以上より、泉質名は単純硫黄温泉になります。