大露天風呂の日記

旅館大好き温泉ソムリエのブログ 日帰り入浴情報と泉質を解説します

那須湯本温泉 雲海閣 ボロボロ旅館の極上湯に日帰り入浴

雲海閣

日帰り入浴時間 9:00〜20:00
日帰り入浴料金 400円
露天風呂    なし
お風呂の数   硫黄泉内湯(男1・女1)

        明礬泉内湯(貸切1)
タオル     なし

客室数     8室

 

源泉    鹿の湯 行人の湯混合泉

泉質    単純酸性硫黄泉(硫化水素型) 

温度                53.7度

成分総計  1064mg      pH2.36


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那須湯本温泉は1400年前に開湯とても歴史のある温泉。

共同浴場の鹿の湯を中心に温泉街を形成しています。


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共同浴場は鹿の湯以外にも滝の湯、河原の湯の2カ所ありますが、こちらは那須湯本に宿泊しないと入れません。

 

ですが!

那須湯本温泉は全ての旅館全で日帰り入浴が可能です。鹿の湯はいつも激混みですが、旅館なら誰にも会わずに鹿の湯源泉を独り占めできます。

 

 

雲海閣は那須湯本温泉でも知る人ぞ知る人気旅館。

 

素泊まり専門の旅館ですが、そのボロボロの建物と、最高の温泉で廃墟マニアと温泉マニアをひきつけてやまない個性的な温泉です。


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外見はこんな感じ。湯本温泉の他の旅館が那須街道沿いにあるのに対し、雲海閣は少し登った崖の上にあります。初見だとかなりわかりにくい。。営業してるのか少し不安になります。

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ちなみに那須湯本にはかつて老松温泉旅館という雲海閣を上回る最強のボロ旅館がありましたが、数年前に惜しまれつつ廃業しています。

こちらに比べれば雲海閣のボロさは大したことありません。

 

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玄関を入ると立派な書が飾られています。雲海閣!


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受付にいくと誰もいません。。。

というかいないことの方が多いです。


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貼り紙のとおり400円を番台に置いて、館内へすすみましょう。


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防犯面は大丈夫なんでしょうか? 秘湯好きに悪い人はいません。


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一応アメニティ類も売っています。


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途中の廊下から自炊棟の部屋が並ぶ廊下を撮影。このくらいの鄙び具合なら私はひびりません。一度泊まってみたいものです。

 


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先へすすむとこんな感じ。右側のドアを開けて進みたくなりますが間違いです。一番奥まで進みます。


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お風呂へは長い階段を下っていきます。このあたりから少しボロボロ感がでてきました。


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コンクリートのトンネルを通りますが、ちょっと怖さを感じるくらい壁がボロボロにはがれています。硫黄の臭気にやられるんでしょうか。天井は低めですので要注意。

ここを夜一人で通るのはキツイかも知れません。


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トンネルをくぐると、木造の長い階段が現れます。

こちらもいたるところに隙間が。

階段は結構急です。


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階段を下りきると、男女別の内湯があります。


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廊下の奥まで行ってみると障子がすごいことに。。こちらは今は客室としては使っていないようです。


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お風呂は廊下から直結。

 

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潔くドライヤーや洗面台はありません。


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お風呂は内湯のみ。那須湯本のオーソドックスなスタイルの2つの浴槽に分かれるタイプです。右側が少しぬるめ、左側があつめのお湯です。

木のすのこもとてもいい雰囲気。

シャワーやシャンプー、石鹸類はありませんので純粋にお湯だけを楽しみましょう。


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ここのお湯は湯本の他の旅館と同じ鹿の湯・行人の湯混合泉ですが、鮮度が良いのかどこよりも硫黄臭が濃いような気がします。

味もわずかな苦味と強烈な酸っぱさで酸性泉であることがよくわかります。


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こんないい温泉を誰にも合わずに独り占めできました。

温泉マニア垂涎なのも納得です。人がいない分、鮮度は鹿の湯よりもいいんじゃないでしょうか。


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ちなみ雲海閣はこのお風呂以外に明礬泉(みょうばん)のお風呂も持っています。明礬泉に入れるのは那須湯本でもここだけ。

洗面台は見事に朽ちていました。

 

この時は貸し切り利用中で入れませんでした。。また来ます。


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雲海閣を那須街道側から見るとこんな感じ。崖沿いに立っているのがよくわかります。斜面にへばりついて見えるのはあの階段です。


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マニア向けですがぜひオススメです。


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帰りに猫ちゃん発見。